古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

優先順位に問題がある

 長編の作画で今、全10話のうち2話目の途中なのですが、どうにも時間が足りません。このオレが、テレビ好きの、このオレ様がテレビを全然見れてません。

 寝る前しかテレビの時間がなくて、今朝やっとの思いで『いきなり黄金伝説』濱口の無人島SPを見終わった。毎日1時間ずつ見て3日掛かりで見た。無人島0円生活って本当に面白いね! 夏場だったらオレもやってみたい! 無人島ものやサバイバルがテーマのバラエティは本当に大好き。電波少年の肋骨マニアも面白かったけど、当時は無名の芸人が無理矢理やっているものだったのに、今やベテラン芸人がやるようになってしまった。しかも楽しそうにやっているのがまた凄い。

 それはさておき、前は作画しながらも大量にテレビは我慢せずに見ていたはずなのに一体どうした事かと言うと、運動が割り込んでいるせいで、著しく他の時間を圧迫している。筋トレ、ランニング、空手のローテーションは全然実践できてなくて、空手は依然週1のままなのだが、筋トレとランニングはほぼ計画通りで、運動3週目を迎えている。一日置きに、空手か筋トレかランニングをしていて、時間がない日にランニングを入れると調度いい感じに回る。なにしろ時間がストレッチを入れても1時間掛からず、移動もないのでお手軽なのだ。運動の後は毎回半身浴もついしてしまい、それで他の時間がなくなっているようだ。

 空手が一番強度が高く、翌日までダメージが残るので、作画中に週2は厳しい。筋トレとランニングはやり終わった後の快感がたまらなくなって来ており、早く運動したくて仕事ノルマを早く片付けたくなるので凄くいい。空手の後ももちろん気持ちがいいのだが、軽めの運動をさくっとやるのは、空手と違って適度な疲労感で快感の度合いが高いような気がする。今だけかもしれないが、運動がこんなに気持ちのいい事だとは全く思っても見なかった。

 運動だけでも厄介なのだが、運動以上に情熱を込めているのが麻雀格闘倶楽部で、毎日仕事の休憩でゲーセンに出かけずにいられない病にかかっているようだ。眠くても腹が空いても憑かれたように行ってしまう。

 現在の生活の優先順位ベストテンはこんな感じとなっている。

1位 作画
2位 麻雀格闘倶楽部
3位 オナニー
4位 運動
5位 パソコン
6位 テレビ
7位 ポケモン
8位 読書
9位 ハロプロ
10位 人付き合い

 ひどい。7位から10位はできてないので、入れる必要もないのだが、10位まであった方が切りがいいので。

 今描いているマンガは掲載時期が未定で、締め切りは設定されていない。なので、別に焦って描く必要は全くないのだが、これまでも締め切りがあって描いたマンガの方が少なく、ないからと言ってだらだらしているといつまでも他のマンガに取り掛かれないので、なんとか月に3本かできれば4本(無理だけど)ずつ描いてさっさと終わりにしたいのだ。月3本描いても8月の頭まで掛かる計算で、まだまだ長い。