古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

『青春☆金属バット』今日までです!

シネアミューズ

 お楽しみいただきました、映画『青春☆金属バット』東京での上映は本日までとなっております。まだの方どうぞお急ぎください!

 そんな映画の東京での上映が終了しようとしている本日あたりから、青林工藝舎版『青春☆金属バット』が書店に並ぼうとしている頃合で、なんとも間の悪いと言うか、大量入荷した書店さんが持て余すのではないかと冷や冷やするんですけど、そうは言ってもこれからまだまだいろいろな地域での上映が控えているから大丈夫なはず!

 栃木の東宝シネマス宇都宮は現在上映中で、名古屋シネマテークは30日からの上映となってます。

 長野での上映は11月2日のみなのですが、熊切和嘉監督と一緒に挨拶に伺わせていただく予定です!

 ここ最近はと言いますと、マンガばっかり描いてます。『ライフ・イズ・デッド』は9話まで描き終わりました。空手の練習は先週の土曜日から休んでます。というのも、練習に出るとダメージが深刻で、翌々日くらいまで、全身がだるくて仕事がきつい。ここは一気に最後まで描いてしまってそれからまとめて練習した方がいいのではという方針です。なので比較的、負荷の軽いランニングを定期的に続けることにしました。できれば今月中に描き終わらないかな。

 仕事ばっかしてるので、ラジオをがんがん聴いてます。伊集院光さんの『深夜の馬鹿力』は2000年の秋から聞き始めたばかりのにわかリスナーのつもりでいたら、すっかり6年も経ってしまい、95年からの音源を親切な方にいただいて、それも平行して聞いて来たのですが、そっちも2000年4月まで到達し、残すところあと半年分となりました。

 新潟に戻ったばかりの時は、99年ごろですが、それこそ荒野のごときラジオ環境だったんですよ。オールナイトニッポンでは一時期はナイナイが半年間だけですが、10時代に移って新潟では聞けなくなったりもしました。FMで下川みくにまでもが楽しみだったり、DEEPSなんかまで拾ってましたもんね。芸人さんのラジオ番組があろうものならなんでもむしゃぶりつくように聞いていたものですが、お笑いブームのお陰で芸人さんの番組がえらく増えて、ここ新潟ですら裏番組に重なるような事態にもなって、ちょっと趣味が合わなかったらもう聞かなかったりと贅沢極まりない状況です。オールナイトニッポンもaikoやら加藤晴彦とか、ゆずとかGacktなどちょっと厳しい面子の番組が大半を占めていて、週2くらいしか聞いてませんでしたが、今はナイナイ、くりぃむしちゅ〜、増田岡田、福山雅治さんと、かなりな充実度です。それ以上にTBSラジオのJUNK、JUK2の充実振りったらないんですけどね。

 それに加えて更にはポッドキャスティングなんかもあるわけですよ。ここまで来るとむしろありがた迷惑ですらあるような、それは冗談ですが、ありがたい時代になったものです。

 これだけ面白く楽しい番組が乱立していると、それをいかに消化するのかが大変な問題です。仕事だけでは追いつかない。いずれマンガも描けなくなると思うんですが、そうなった場合、なんかこうラジオ聞きながらできる仕事をどうにか見つけないといけなくて、どうしたものだろうとそれは本当に重大かつ深刻な問題です。ラジオを愛好する皆さんは一体どうやってこの事態を乗りこなしているんでしょうかね。