古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

実話ナックルズ1月号

 こんな場違いな恐ろしい雑誌で新潟が誇る奇妙なヌードル、イタリアンを紹介する記事を2コママンガ付きで書かせていただきました。『俺ぐるめ』という後ろの方のコーナーです。隣の記事はギャングッスタラップです。他にも犯罪者やヤクザ、右翼などそうそうたる面子で誌面は埋め尽くされています。K-1などでお馴染みの有名女優FNはどうやら300万でベッドを共にできるらしいです。まったく凄い世の中です。そうかと思えば沖縄の元不良の青年が今ではお父さんと自動車修理を立派にやっている記事もあります。

それから発売中の『ところでここどこ』はジョイフルタウンのこちらのページより、販売店のリンクがあります。君のおうちの近くはどこかな? 通販もあるよ!

 ココログにはいつも大変お世話になっているのですが、今回のメンテナンスは50時間以上にも及び、その間、記事のアップロードができず、ちょっとイライラしました。長いよ! 

 ただでさえ、記事の更新をしないと日々チェックしてくださる人の信用がどんどん下降するわけじゃないですか。大山倍達さんも著書で「金を失うのは大変だ。しかし信用をなくすのはもっと大変で、勇気をなくすのは全てを失うも同然」と言ったような文章を書いていました。勇気は元からあんまりないですけどね。これでもちょっとずつ信用は築いているつもりなんですよ。信用を失わないためにはまず、無理しないことが重要です。藤子不二夫先生も『まんが道』で無理な分量の仕事を引き受けた上に帰郷してしまったら、仕事が全く手につかず原稿を落としまくって信用を大いに失っていました。そうならないためには、「ちょっと今は、その、他の仕事もあるので、今度空きがあったらでお願いします」なんてね。面白くないのを急場しのぎで描いても信用を失うことになりますもんね。チャンスを失うよりも信用を失うことの方がまずいです。