古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

ラジオを録音するならどれ?

 ラジオ番組の録音失敗は、テレビの録画失敗に並ぶかそれ以上の痛恨の痛手であります。ありとあらゆる手段を尽くしてJUNK2『スピードワゴンキャラメル on the beach』最終回(4月28日放送)を入手しようとしているのですが全く解決に至っておらず、こんな思いをするのは二度と御免こうむりたいので、本腰を入れてラジオの録音手段に向き合おうと思い至りました。

 今は、基本的にMDラジカセで録音しています。MDLPの4倍モードで320分の録音ができます。これがまた中途半端で困りものです。なぜかというと、新潟はオールナイトニッポンのあとにJUNK2を放送していて、両方録音すると180分となり、二日分録音するには40分不足します。また、MDラジカセはビデオデッキのような細かな設定をいくつもすることができないため、毎日1時から4時まで録音する設定と、土曜日11時半から1時までの2種類しか設定してません。MDを入れ替え忘れると即失敗となりかねません。

 そのため、補助的にサン電子トークマスター?も使ってます。これはSDカードに録音できて、うちの場合はトータル48時間録音する設定にして使ってます。ところが、今回起こったエラーでは、入れ替えた時点から全く動いておらず、そのため録音に失敗してしまいました。こんな悲劇は二度と繰り返したくありません。

 最新のラジオサーバーの購入も含めてじっくり検討してみたいと思います。

・MDラジカセ(ケンウッドのMDLP
○MDへの録音なので、車で聴くのに大変便利。仕事がない時は車で、オールナイトニッポンを聞いてます。
×予約録音のパターンが少ない(2種類)
×録音時間が短い。カセットよりは随分ましとはいえ、入れ替え忘れが即命取り。
×レンズのクリーニングが必要で面倒。


トークマスター初期型(サン電子
○エラーが全然ない。
△予約パターンが7種類。
×独自のファイル形式で専用の再生ソフトでないと聴けない。
×大容量のSDカードに対応しておらず、次世代機に比べて短い(256Mで32時間)。
×ファイル名がただの順番。

・トークマスター?(サン電子)
○大容量のメモリーカードにも対応し、長時間録音が可能(1Gで64時間)。
○予約パターンが20種類。
○mp3での録音となり、再生ソフトを選ばない。
○値段がそんなに高くない。(23000円で購入)
○ファイル名に日付がついて分かりやすい。
×うちのだけかもしれませんが、時々エラーが起こる。

ここから先は持っていないので、憶測となります。

・ラジオサーバー(ソフィアシステムズ)
○ハードディスク内臓で350時間の録音が可能。
○予約パターンが50種類。
×値段が88.000円。中古でも45.000円くらいが相場。
×販売を終了している。

・ラジオサーバー(オリンパス)
○37ギガのハードディスク内臓で最長2500時間の録音が可能。
○録音パターンが20種類。
○値段が安い。39800円とソフィアシステムズ版の約半分。このスペックなら完全に安い!
×録音形式がwmaでipodで使えない。
×現在品切れで5月まで買えない。

・ネットジューク(ソニーHDD内臓のミニコンポ)
○250GのHDDへmp3録音。
○録音予約10件。
○MDも内臓し、HDDからMDへの高速ダビングも可能。
×値段が9万円近い。(下位の機種で65.000円くらい)。
×ソニーに不安。壊れそう。

・D-Dock(パナソニックのHDDコンポ)
○160Gのハードディスク。
△タイマーが7種類と微妙。
×ラジオの録音がACCという独自のファイルで、使いづらい。

 以上を検討してみたところ、オレは運転中も聞きたいので、それを考慮すると、HDDからMDへのダビングができるソニーのミニコンポがベストの機種であることは間違いありません。しかし、値段が今現在9万円くらいするので、とてもじゃないけど買えません。オリンパスのラジオサーバーは素晴らしい機種だと思うのですが、wma録音というのがいただけない。これまで、ソフィアシステムズ版のラジオサーバーにしろ、トークマスターにしても次世代機ではmp3録音に変更されているので、オリンパスのラジオサーバーもそうなりそうな予感がひしひしとします。それを差し引いてもこれだけのスペックで初期トークマスター並みの値段で発売されているのは奇跡で、現在品切れ中というのも頷けます。今現在過渡期であるのもまた事実で、ソニーのミニコンポが安くなるか、同じような機能のミニコンポが他のメーカーから発売になるか、オリンパスからmp3録音版が出るかするのを静観しているのが一番いいような気がします。秋の新製品ラッシュを待ちわびましょう。