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古泉智浩の『オレは童貞じゃねえ!!』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

音楽で過去を振り返る

音楽

 ituneの音楽がほぼ聴き終り、前回全部聴いたからと言って特に何もなかったとお伝えしたのですが、間違っておりました。これからはじっくり入っている音楽を聴き込むつもりだったのが、新しいのをどんどん聴きたいという趣向になってしまいました。偶然にも昨日は横越の蔦屋が100円レンタルの日だったので、狂ったように借りました。それにしても100円って、申し訳なさが違法ダウンロード並です。

 新しくと言っても、決して最新の音楽という意味ではなく以前に聴いていたけど手元になく新たに再び聴いてみたいという音楽です。ロマンポルノやヤクザ映画など、ここのところ過去を振り返ってばかりです。

・『浅草キッドビートたけし
 聴きたかった『OKマリアンヌ』が入っていなくてショック。

・『あしたのジョー ソングファイル』
 ヒデ夕木さんが歌う『力石徹のテーマ』に衝撃を受ける。力石はクールで不適な笑みを浮かべているような男だったのに、ジャジーでアップテンポなかっこいい曲に載せて「ヤァー!」「ワァー!」とやたら気合の入ったシャウトが入り、一人称が「おいら」だったりと、荒々しく丸っきり矢吹丈のキャラです。

・『ベストオブ外道』
 ベスト盤なのですが、タイトルにどことなく矛盾を感じさせます。音楽的は正統派な大変かっこいいロックンロールです。演奏も上手でかっこいい。オレが初めて聴いたのは90年代ですけどね。職場の伊崎さんに教えてもらいました。

・『うる星やつら ジュークボックス』
 アニメ『うる星やつら』の主題歌・挿入歌集。名曲だらけ。メロディや歌詞もいいのですが、アレンジがすごいかっこよく完璧なのではないでしょうか。

・『1972-1991 頭脳警察
 頭脳警察のベスト盤。名曲『ふざけるんじゃねえよ』が聴きたかったのですが、他にも『嵐が待っている』『悪たれ小僧』なども素晴らしかった。結成コンセプトに「ダサくてもいいからオリジナリティに満ち、自信を持って人前で演奏できるものを創造していく」とあり、なんだか感動した。頭脳警察は大学の時に先輩の小林さんに教えてもらって初めて聴きました。

・『LIFE』小沢健二
 頭脳警察PANTAさんがそんな事を言っていたのに、小沢健二と来たら人様の音楽を拝借してこんな素晴らしい曲を作りまくるのだから世の中は難しい。このCDは当時パチンコの景品で取りました。神がかり的に名曲だらけです。モーニング娘。やかつての渋谷系銀杏BOYZまでオレは全部大好きですが、そこで展開されるのは、夢や希望、愛や恋、ロマンチシズムに対する素直な肯定です(もちろんそれだけじゃないですが)。いくらか矛盾や隔たりを感じながらも楽しく聴いてます。ところが、自分が創作をする際にはどうしてもそれができない。ひがみ根性に満ちたひねくれた嫌がらせのような作品になります。こういうのをなんとかすれば少しはマンガが売れるようになるのかな。

・『泉谷しげる ゴールデンベスト』
 『春のからっ風』が聴きたくて借りた。東京に住んでいた時、泉谷さんの娘さんとちょっと知り合いで、クアトロのライブに入れてもらってそのまま打ち上げまで図々しく連れて行ってもらったことがある。何の立場でもなく萎縮のあまりお礼すら述べなかったような記憶があります。奥様にはお礼言いました。

・『ニューヨーク52番街』『ナイロンカーテン』ビリージョエル
 中学高校の時聴いてました。万代にあった中古レコード屋で買いました。懐かしくて胸がつぶれそう。『FMレコパル』を読んでいたことを思い出しました。当時はFM雑誌が隆盛を極めていてクラスの大半は『FMステーション』派でした。鈴木英人の表紙とカセットレーベルが羨ましかったですが、すごくページ数が少なくペラペラだったので買いませんでした。オレはマンガが載っていたからか『FMレコパル』を読んでました。いろいろなマンガ家がロックミュージシャンの伝記マンガを描いてました。主に少年サンデー系の作家が描いてました。ジョンクーガーメレンキャンプを『ワイルド7』の望月三起也先生が描いてました。上條淳士先生がカルチャークラブを描いてたような気がします。うろ覚えなので違っているかもしれません。『ダメおやじ』の古谷三敏先生がランキンタクシーを描いてましたが、当時全く聞いたことなかったです。ヴァンヘイレンなど他にもいろいろあったはずだけど忘れました。