古泉智浩の『オレは童貞じゃねえ!!』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

同じ名前の人

 オレは智浩という名前で、「智」も「浩」も名前としてはよく使用される文字なのに、この組み合わせで使っている人はあまり見ないです。『青春★金属バット』の小林智浩プロデューサーと映画評論家の町山智浩さんしか知らないです。ちょっと検索してみたら声優の坪井智浩さんもいらっしゃいました。坪井さんの活動もこれから応援して行こうと思いました。

 オレは父方の数年前に亡くなった祖母がこの名前を付けてくれました。なんとなくですが、広く知識を獲得せよというようなメッセージが込められているのではないかと思います。祖母のメッセージを素直に受け止め、ラジオやテレビや映画や本や雑誌を偏りながらも広く漁る生活を送っています。

 そんな狭い智浩界で最もご活躍されているのがアメリカ在住、映画評論家の町山智浩さんです。町山さんは「映画秘宝」という雑誌を創刊されて、オレはこの雑誌が前から好きで、マンガのコーナーで大西祥平さんに取り上げていただいた際に年間ベストの選者に入れていただけませんかと編集の松崎さんに直談判しました。多分目に相当な殺気がこめられていたせいか、松崎さんは承諾して下さりました。それ以来年中行事として年末は具合が悪くなるくらい映画を見ています。もはやライフワークです。オレなんか映画について何らインサイド情報があるわけでもなく、専門に研究してるわけでもなんでもなく、ただの消費者でしかないので毎回うまい言い回しを考えるのに必死です。いつお声がいただけなくなっても全く不思議じゃないからです。

 町山さんはTBSラジオストリームの「コラムの花道」というコーナーで「エロの伝道師」というキャッチフレーズで毎回登場しており、非常にシモネタが多くとても面白いです。そこで、今回『ピンクニップル』というエロマンガを出版するに際して、同じ智浩で「映画秘宝」でお世話になっていて、またエロマンガ集と3つの条件が折り重なり今しかないというタイミングで青林工藝舎を通じで町山さんに本を送っていただきました。

 すると何と!町山智浩さんのブログでご紹介いただきました!!どうもありがとうございます!

 しかもスパークスという80年代ロックの名曲まで聞かせていただきました。同じ智浩を名乗る者として非常に光栄であり、また町山さんや坪井さん、小林さんの名前に泥を塗る事なきよう今後一生励んで行きたいと思います!

 町山さんの著作である『映画の見方がわかる本』『ブレードランナーの未来世紀』は作家と作品がいかに関わっているのかを理解させてもらえる大変な名著で、映画好きの知り合いが引越しなどする際にいつもプレゼントする事にしています。また、この本で紹介されている映画は映画について語るに際して避けては通れない歴史的意義の高い作品ばかりなので、好みに合う合わないはさておき、共通言語としても最低限見ておいた方がいいものばかりです。見てないと会話に支障を来たします。特に若い学生さんたちは、この本を片手にビデオ1や蔦屋に駆けつけた方がいいと思います。映画を見てから読んでまたもう一回、なるほどとうなづきながら見るといいですよ。