古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

お知らせです

 よるのひるねイベント『古泉智浩の野暮な話』第1回『順風』ゲスト三本美治さんが今週の日曜日の迫りました。くどいようで恐縮ですが、改めてお知らせさせていただきます。ご来場の皆さんも三本さんに野暮な質問をしてみたくていらっしゃると思うのですが、くれぐれも「野暮な質問」はいいですが「意地悪な質問」や「悪意に満ち満ちた質問」はNGですよ。そこは厳しくジャッジしていきますが、「野暮だけど意地悪でもある質問」のようなグレイなものは判断の基準が問われるところです。より『順風』と三本さんを深く理解できて楽しいイベントにしたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

8月10日(日)午後3時〜
阿佐ヶ谷・よるのひるね
1500円予約不要 
ゲスト:三本美治


 新潟日報社発売の新潟県ゆかりの人物が両親への思いをつづる『新潟 父母への手紙』という本に作文を書かせていただきました。

 ちょっと前の事でお知らせするのすっかり忘れていたのですが『てぃんくる』というデリヘル嬢やセクシーマッサージの求人を紹介する雑誌でカバンの中身を取材していただきました。いろいろな職業の人のカバンの中を紹介するコーナーなんですよね。イラストレーターの朝倉千夏さんに大変かっこよく似顔絵を描いていただき、実に恐縮です。今見たらちょっと前どころか発売が6月でした。何をやってるんだオレは、バカ!バカ!今顔面を2回殴りました。

 それから、先日にいがた映画塾の定例会で「映画塾講座・実習特訓コース」の開設を許諾いただきました。かれこれ6年初心者コースを受講して来て、「こうしたらいい、ああしたらいい」という考えがいろいろ思いついて、初心者コースの運営会議で意見を述べても人様が仕切っている講座ですからね、なかなか取り入れてもらえません。と言う事で、だったら自分の受けたい講座は自分で運営するしかないと思い至ったわけです。

 このような諸々をお知らせいたします。

  

・『新潟 父母への手紙』
 これが大変な本ですよ。シドニー五輪の水泳で銀メダル取った中村真衣さんやら、県知事の泉田さん、坂口安吾の息子さん、NAMARAの江口さんなどなどそうそうたる面子に紛れてひっそり母についての作文を書かせていただきました。手紙ってちょっと厳しいですよね。もし母に見られたら相当気まずいじゃないですか。結婚の失敗以来、オレは母子家庭で腫れ物扱いですからね。とは言え、母は本当にすごい働き者で今もお菓子屋の社長しながらオレの食事を作ってくれていて全く頭が上がりません。母が立派すぎるせいで、他の女性に対して尊重する気持ちをあまり抱けないというのが何か悪い方向に作用している部分は確かにあります。そんな気持ちで「母が立派すぎて困る」という作文を書きました。くれぐれも母の目にだけは触れないように神に祈ります。

・『てぃんくる』6月27日号
 このような素晴らしいイラストにしていただきました。エロ本やエロDVDなど気まずいものを持ち運んでいなくて胸をなでおろしました。
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 それにしても絵がうまいというのは羨ましい反面、このクオリティでマンガを描いたらいつまでも終わらないのではないかという危惧もあります。こんなことここだけの話ですが、オレの原稿はちょっとしたコマなら60点くらいの絵が描けていたらまあOKという基準で描いてます。100点目指していたら永久に終わらないですよ。最近は1枚当たりの時間が2時間を切る事も時折あるので、もうちょっと頑張ってもいいような気もします。

・にいがた映画塾講座・実習特訓コース
 これまた地域限定のお知らせで、他の地域の皆さんには何を言っているのだと実に恐縮です。自主映画を作るに当たって、ハードウェアはどんどん安く手軽になっているんですよ。それで敷居が低くなった結果素晴らしい作品が作られるのかというと、なかなかこれが難しい。地獄のようにつまらない作品は今も昔も変わらないくらい制作されているのではないでしょうか。オレが作ったのがどうなのかと言えば全く大した事なくて、偉そうなことが言えた立場ではないですが、とにかく6年の受講経験があり、講座のノウハウはかなり把握していると思います。せっかくなのでいい講座にしたいので、このようなブログまで作ってしまいました。企画書などアップしています。新潟市近辺にお住まいで自主映画に興味のある人ぜひご参加ください。
にいがた映画塾講座実習特訓コースブログ
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 こんな事言うのもあれですが、今は『オレは童貞じゃねえ!!』より力が入っています。読者さんに甘えられないのでいろいろ丁寧にしてます。

 だるいお知らせばっかりで申し訳ないのでお口直しに石川梨華ちゃんの名曲『理解して>女の子』をお送りします。この動画はファンの人が作った素晴らしいPVです。

 いろいろな意味でこんな素晴らしい時期があったんだな〜と思うとちょっぴり切なくなります。