古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

余計な事ばかり考えてしまいます

 先日BS-hiで放送された『兵士たちの悪夢』というドキュメンタリーを見ました。第一次大戦までさかのぼって、兵士がいかに戦争でノイローゼやPTSDに悩まされているのかというのを戦争や戦い方の変化と並べて、レポートしていました。第一次大戦では砲撃が始まって、塹壕戦になると、シェルショックと呼ばれる大砲の音などに怯えて精神を病むという症状が出たり、機関銃が出回るとまた、それはそれで大変だったり、現代はなるべく敵と向かい合わないように工夫しているけどうまくいかず、結局イラクでは民間人とゲリラの区別がつかなくて、あやまっておじいちゃんを殺してしまったりと兵士たちの深刻な悩みは尽きません。

 戦争に駆り出されたらどうしよう、できればなるべくなら行きたくない、でも行かずに卑怯者のレッテルを貼られ後ろめたい気分で暮らすのもつらい。だったら平時に特殊技能を身につけて、戦争で最前線に派遣されないようにしておけばいいのかなと思いました。最前線に行ったとしても比較的安全なヘリのパイロットなどがいいなあと思ったわけです。味方のピンチに颯爽と現れて、ワーなんて盛り上げて、負傷兵などを乗せてまたさっと去っていくのもかっこいいじゃないですか。ま、でも乗り物酔いがひどいので無理なんですけどね。

 ユンボやショベルカーなど重機のオペレーターとして、工兵隊ですか、そういうのに配属されるようにして、道や橋を整備する任務もいいですよね。直接戦闘に加わらず、戦場から逃げたと思われず、後ろめたさもなくて済むようにしたいものです。

 もし我、自民党の一回生議員だったらなんて事も考えます。乱立する候補者の一体誰に付くかは、今後の運命に関わる大問題ですよ。できれば、上手い事勝ち馬にのっかっていい具合にポジションを高くしたいじゃないですか。
 小池百合子に付くと、やりたいだけなんて思われたら恥ずかしいじゃないですか、違うってオレはそんなんじゃねえよ!なんて顔を真っ赤にして弁明しても余計に恥ずかしいです。
 山本一太はどうも誰かの子分っぽいし、下の者にはやたらと厳しそうで、話す時顔が近そうなイメージがぬぐえません。いち早く推薦に名乗りを上げると目をかけてもらえそう。
 石原伸晃も、風格で言えば小池に負けてる気がします。誰にでもいい顔しそうで信用が置けません。
 麻生太郎与謝野馨はすでに大物だし、年もけっこう行ってますよね。オレなんかが押さなくとも全然問題ないし、すぐ引退するし、乗って勝っても本当に尻馬に乗ってるイメージです。先もないし、押しても目立たないし、押し損な感じがします。
 石破茂かな。いずれ出世しそうじゃないですか、今回はダメでもいい具合に応援しておけばその後いい事ありそうです。顔もポケモンみたいで面白いし、がんせきポケモンですけどね、外国との交渉でズイズイ要求を通しそうですよ。竹島北方領土も取り返すと思います。

 大分の去年採用された先生で、不正があった人がみんな退職するじゃないですか。それまで歴史的にずっと不正が行われていたのに、去年だけたまたまばれたせいで、その人らだけ辞めるのなんて不公平ですよね。オレがもし不正採用がバレた先生だったら、お前らだって不正だったかどうかなんてわかんねえだろ、偉そうにすんじゃねえよ!と文句言います。言い返せないんじゃないでしょうか、不正じゃないなんて証拠ないですもんね。ここは一つ、大分の先生みんなで採用試験を受け直すにしたらいいのではないでしょうか。能力が備わっていたら不正でも、不正じゃなくても能力のない先生よりいいと思います。