古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

車で上京してきました

 ETCを搭載したので、高速道路に乗りたくてしかたがない気持ちの余り、車で上京してみました。ガソリンの値段も下がっているじゃないですか、一人でもこれは相当割安になるのではないかと思いました。

・行き:高速料金3500円
    ガソリン代2500円

・駐車料金:2100円
        1600円
1400円

・帰り:高速料金7050円
    ガソリン代2500円

合計20650円

 新幹線自由席は9750円ですからね、都内での電車の移動を計算に入れてちょっと得かもしれないけど、移動時間が大幅に掛かっているのを考えると損した感じです。

 FMトランスミッターで普段録音しているアクセスやオールナイトニッポンipodに入れて聞きながら運転していたのですが、都内に近づくに従って雑音がひどいことになっていって、周波数を変更してもぜんぜんダメでした。都内の電波銀座ぶりはすごいです。ライン入力のカーオーディオ必要だと思いました。でも、ちょうど月曜日だったのでTBSラジオで深夜の馬鹿力を生で聞けました。感動的なまでにクリアに聞けてびっくりしました。

 駐車場は当日なら何時間とめても2千円のところにしたので、翌日夜中に一回清算してまた入れました。中目黒に用事があったので、滞在していた中野から中目黒って、電車だと何回も乗り換えしないといけないじゃないですか。田舎者は乗換えが大嫌いですからね、車で行くことにしました。10キロくらいでどうやら20分で到着するとカーナビゲーションシステムが教えてくれるので、余裕を持って出発したら都内の昼間の渋滞ぶりと来たらパねえですね。1時間も掛かって結局遅刻でした。しかも中目黒の駐車場、25分200円!!なんというクレイジーな料金!それが1400円で、映画が1本見れます。

 今日なのですが、なんと『青春★金属バット』の熊切監督が新潟に『ノン子36歳』のプロモーションでいらしているとの事で、シネウィンドの皆さんが会わせてくださる事になり、割引はないですがそんなの構っていられないです。夜7時までに新潟に戻る事にしました。ところが!中目黒から練馬まで大変な渋滞で1時間も掛かってしまい、結局熊切監督の戻りの新幹線にも間に合わず、何の意味もありませんでした。

 『ノン子36歳』は試写状を送っていただいていて、先日上京した際に東京駅の近くの試写会にお邪魔しようと出かけました。試写室って雑居ビル的なところにあって、探すのが大変なんですよ。時間ぎりぎりにやっとの思いでたどり着くとドアが開かない、電気もついていないし、そもそも誰もいない、あれ?と思ってよく見るとその日の試写会は渋谷が会場でした。

 こんなの全部誰のせいにもしようがなく、残念な事に己の責任以外の何ものでもないわけです。なので、今回も駐車料金も失策がなければ千円浮いているし、高速料金も3500円にする事が可能でした。2泊3日の行程で4500円圧縮できます。なので、車で上京しても新幹線よりお得です。でも、もういいかな。