古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

最近思ったこと

 映画『スペル』を初日に見てきました。とても面白いホラー映画でした! ババアが飴をごっそり持っていったり、占い師が自主制作のCDを出していたりとか、小ネタが満載でとても楽しいのです。というと何かクスクス笑いを狙っているみたいな印象もあるのですが、そうではなくて、それもあるかもしれないですが、そういった一つ一つが登場人物の人間性を物語っているので、うならされます。全ての積み重ねが見事に機能して面白さに貢献していると感じました。また、人物を突き放した表現で、人間的にとてもリアルでよかったです。ぜひとも見に行ってください! 新潟は小新のワーナーさんが上映してくれています。オレが見に行ったのは初日のレイトで、30人くらい入ってました。ホラーだから苦手っていう人でも、そんなに怖くなかったですよ。音がでかくてびっくりするくらいで、むしろ面白くて笑ってしまう感じでした。

 さて、最近思ったり考えたりしたことを書きます。

・千葉の女子大生殺人事件
 とても可愛らしい女の子が殺されてしまい、とても胸が痛い事件です。オレは、この殺された女の子の事を猛烈に好きすぎて、だけど嫌われてしまってどうしようもなくなったストーカーが彼女を殺してしまい、どっちも不幸極まりない事件に間違いないと確信していたのですが、どうやら単なる強盗目的の殺人事件だったようで、虚を突かれました。なんだかむしろ残念です。そんな非道な犯人は死刑にして欲しいです。

・市橋容疑者の整形
 普通はイケメンになるために整形手術をするのに、元と違えばなんでもいいというヤケクソな感じが生み出した顔がこれかと驚愕した。この顔に生まれつき似ている人が迷惑するというマンガを思いついたがどこも描かせてくれないよね。フェイスオフ。

・鳩山首相の献金疑惑
 結局自分ちのお金を自分に献金したと偽っているだけなので、悪質度合いはこれまでの賄賂とかそういうのとは比較にならないくらい軽いとしか思えないので、自民党はこんな下らない事しか突つけないのかと残念な気持ちになりますな。普天間基地の問題も、深刻な問題なんだろうけど、話が膨らまなくて全然面白くないですな。

・婚活シリアル殺人
 結婚詐欺って言えばジゴロとかホストみたいなイケメンがブスから金を取るイメージだったのに、デブスがもてない男を金目当てに殺しまくるという、現実は闇金ウシジマくん以上かと驚愕した。殺人鬼も被害者もブロガーというもの魂消た。

・部屋の片づけをした
 実家に戻って10年も経つと収納スペースがなくなっているのが問題で、これまで手をつけなかった衣装ケースを開けてみると見事に10年以上着ていない服がたっぷりあったので、太って入らないホワイトジーンズや、変なポロシャツ、どうかしていた海パンなどを捨てることにしました。困るのがこれまで携わった、着るに着れず、捨てるに捨てれないTシャツです。友達が作ったTシャツも捨てれない。かなりな分量があって、持っているより仕方がないです。これまで服が毎年ないような気がしていましたが、着る服の種類を勝手に限定していただけで、安売りで大量に買ったジャージやロンTなどが出てきたので今年はガンガン着よう。古くても関係ねえよ。

・ツイッターを始めた
 この右側の下の方にある黒地の、140字まで書き込める、なんでしょうね、一言ブログみたいなのなんですが、登録してみたもののどう扱ったものかさっぱり分からなかったのですが、いざ始めてみると文字数が限定されているのがいいですね。大体目いっぱい書き込んで、ブログだと延々と書けるのが逆に億劫な気持ちにさせるところを、140字で収めないといけないので、気軽に書きたい気持ちになります。フォローしている人をこっちもフォローするようにしたら表示がガンガン下がるので、オレに向けて何か書き込みしてくださってもチェックできない場合が非常に多いです。このタイミングで返信するのもな〜という感じで、躊躇っていると無視するみたいになるのがとても心苦しいです。ダイレクトメッセージするのも相手は公開なのにという判断の難しさがあり、困っております。決して無視しているわけではないことをここにお詫びさせていただきます!