古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

ギブスが小さくなった

 ギブスは1ヶ月から1ヵ月半と聞いていて、そろそろ1ヶ月が経過しようとしているので、昨日の診察ではぜひギブスを外してもらえるように、サプリメントでカルシウムは飲みまくって、加圧トレーニングで成長ホルモンを200倍出して、ピップエレキバンを貼って磁気の力で骨の成長を促進したりと、できるだけの取り組みをしておりました。

 昨日の診察では、ギブスをいったん外しての診察でした。2週間ぶりにギブスを外すと、足が全体的に赤らんでいて、足首がほっそりしていました。お医者さんは、「ここ痛い?」とあちこち触って、別にそんなに痛くなかったんだけど「ちょっと痛いですね」なんて答えていたら「まだ痛いから、もうちょっとギブスしておこう」とまたギブスになってしまいました。

 しまった、「全然痛くないですね〜」と言ってればよかったのか! 次回2週間後までギブスという、実に普通の結果で驚異的な回復のための取り組みは大して効果なかったです。次は脱着式で足首が前後に動かせるギブスになるそうで、お風呂の際などには取り外せるとの事でした。それなら仕事中外していられたかもしれないじゃないか、それがよかったよ!ギブス巻きながらそんな話をするもんだから、途中でそれがいいとは言いにくかったです。

 でも、ギブスはこれまで2本巻いていたのが1本になって、長靴からショート丈のブーツくらいになりました。ふくらはぎの下辺りまでで、かかとも開いております。甲の部分がマジックテープになっているサンダルを買って、お陰でゆっくりなら、杖なしで歩けるようになりました。まだ足首を使って歩く事ができなかった。爪先立ちの状態になると、骨折箇所が痛んで、ふくらはぎがつりそうになりました。恐ろしい、気をつけよう。

 とにかく、ギブスのせいで足を上げた、変な姿勢でないといけないから仕事にも支障があるし、歩くのもややこしいし、足首も弱々しくなるので、どうにかしたかったです。逆にギブスのお陰で歩けているのかな。どっちなんだろう。本当につくづく怪我なんかするもんじゃないです。病気も嫌だし、怪我も嫌、健康が一番!

 一瞬で直るような何かとんでもない発明でもないものかと思いますが、最初歩けなかった事を思うと、杖で歩けるようになって、ゾンビみたいに歩けるようになって、サンダルで外も歩けるようになったわけなので、ちょっとずつ快方に向かっていて嬉しいです。松葉杖で両手がふさがっていると買い物もやりにくくて仕方がないし、コンビニも自動ドアのところしか行きたくないし、立ち読みしていても「どんだけ立ち読みしたいんだよ〜」と嘲笑されている被害妄想も止まらないわけです。杖なしで外を歩けるのは素晴らしい。次回の脱着式のギブスが楽しみで仕方がないです。