古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

よるひる映研の上映会

 GWは阿佐ヶ谷よるのひるねで、3日間に渡ってマンガ家や文筆家の皆さんと自主映画を一人2本ずつ作るという催しをしていました。そこで撮影した全16作品の上映会を開催いたします。

よるのひるね映画研究会の上映会
 「の」とか「会」が2回ずつ出てきてへんなタイトルなのですが、そうだからしかたがないのです。参加メンバーは、枡野浩一さん、羽生生純さん、門田克彦さん、古泉智浩、堀道広さん、タイム涼介さん、奈良崎コロスケさん、三本美治さんです。内容はホラーやSFから恋愛もの、紙芝居までと多岐に及んでおります。長くても5分くらいで、解説付きで上映いたします。

会場:阿佐ヶ谷よるのひるね
日時:?5月30日(月)午後7時〜
    ?6月5日(日)午後4時〜
料金:予約1000円+ワンドリンク
    当日1200円+ワンドリンク
お電話:03-6765-6997
メール:yorunohirunepro@gmail.com

 どっちの日程も上映作品は同じです。定員は二十何名かなのでお早めにご予約ください!
 

 今回のイベントは2回目なんですよ。参加メンバーの枡野浩一さん、羽生生純さん、門田克彦さん、古泉智浩の1期メンバーに加えて、今回は新たに堀道広さん、タイム涼介さん、奈良崎コロスケさん、三本美治さんが加わってくださいました。

 どうしてこのような人が参加してくださったのかと言うと、元々はオレが新潟で数分のショートムービーを無数に作っていて、その上映会を去年よるひるで『古泉智浩のささやか映画祭』として催したところ見に来てくださった人に呼びかけて年末に開催したのが第一期メンバーです。第一期メンバーの2月くらいに行った上映会を見に来てくださった人に呼びかけて、今回の参加を募りました。

 なんでこんな風にネズミ講みたいにしているかというと、いきなり一緒に自主映画作りましょうといってもなかなかイメージできないじゃないですか。一度上映作品を見ていただいた上だと話が早いと思ったわけです。今回も実験的にこれまで上映会に来ていない人も誘ってみたけど三本さん以外は見事に断られました。

 自主映画の何が面倒かというと人を集めるのがまず真っ先に面倒なんですよ。「オレのを撮るから手伝いに来てくれ」と言っても申し訳ないじゃないですか。この催しは、各自作品を作るので撮ったり出たり手伝ったりをします。みんな自分のを作りたくて集まってくださっているのでそういう面倒さや気持ちの重さがないんですよ。

 3日目の撮影がメインで、作品時間は5分以内、撮影時間は1時間以内というのがルールです。撮影時間の短い人から先に撮り進めます。ここで完全に完成させなくてもいいんですよ。人手が必要なパートだけ撮影して後は一人で撮影してもいいのです。証明やマニュアル撮影などややこしい事をしている余裕はないのですが、そういうのはいずれ予算を組んでやればいいと思います。あくまでこの規定でできる範囲のものを作っていただきたいのです。

 元々は、オレが新潟で一般の人と行っていた、にいがた映画塾実習コースと同じものをプロのクリエイターとやったらどうなるだろうという実験でもあったのですが、すごく面白いです! 


 そんなショートムービーのワークショップを大阪でも開催させていただくことになりました。

古泉智浩の難波映画研究所
会場:難波mele
日程:6月20日(月)〜23日(木)
・ポッドキャスト
 こちらは一般の皆様にご参加いただく催しです。4日間で一人2本ずつショートムービーを作成します。詳細はまた決まり次第ご連絡いたしますね。平日の夜開催なのでどうなるか分からないですが、ビデオカメラと編集ソフトがあればご参加いただけます。カメラなんてiphoneでもいいんですよ。編集さえできれば大丈夫です。リンクのポッドキャストはワークショップについて話しています。ご興味のある方ぜひお聞きください!