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古泉智浩の『オレは童貞じゃねえ!!』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

杉作J太郎さんとのトーク&サイン会と他にもイベントお知らせ

 ぼんやりしていたら杉作J太郎さんとのトークイベントが明日に迫っておりました。杉作さんの新刊『杉作J太郎が考えたこと』がまー大変面白い!ところが上下2段組で220ページぎっちりなので読み終わらないです。10年分のアックスの連載『ふんどしのはらわた』からのより抜きで、今やっと2007年まで読み進みました。当日までに読めるかな〜。ただ、まあオレは連載時に全部読んでますけどね。頭の中にオレの記憶を栄養にして吸い尽くすヒルのような虫がいるため、読む本や見る映画片っ端から忘れてしまうという非常に困ることが多いのですが、今改めて読んでも抜群に面白い! そんな記憶問題のせいで新鮮に面白いです。

 杉作さんと言えばガロ系のマンガ家なんですよ、皆さんご存知ですよね。で、オレは大発見したんですが、ガロ系には系譜があるんですよ。大体10年くらいで跡取りというか、後輩ができる傾向があるんですよ。例えばこんな感じです。

蛭子能収さん → 花くまゆうさくさん → 後藤由香さん

 といった具合で、他にもありますよ。

しりあがり寿さん → 河井克夫さん
みうらじゅんさん → 本秀康さん
丸尾末広さん → 古屋兎丸さん
根本敬さん → 三本美治さん

 大先輩では

水木しげるさん → 花輪和一さん 


 いかがですか。異論もあるかもしれないですが、絵柄や作風だけでなく、アシスタントだったり身内の人がスタッフだったりとパッと見分からなくても深い関係があるんですよ。みうらさんと本さんは二人とも大変な音楽好きで、音楽業界にも深い関係があるとか、そういうのもポイントです。オレが勝手にそう思っただけで誰の確認もいただいていないですよ。みんなも考えてみよう! 逆に新人のアックスの作家さんは、あのマンガ家の後輩枠が空いてるぞ!なんて見つけて自ら志願してもいいと思いますよ。そんなのもありです。

 オレは正直な話、ガロにはギリギリ間に合った男なので、ガロ系を名乗るのにちょいと気後れがあります。アックスでは2号か3号からずっと描かせていただいていますが、長井勝一さんにも原稿を見ていただかなかったし、そんなにガロのマニアだったこともないんです。しかもデビューはヤンマガですからね。バンド仲間の丸目くんや大学の同級生や後輩のほうがよっぽど熱心な読者でした。

 だからこそこんな事を気にしているのかもしれないですが、ガロ系としてのバックボーンが欲しい! そこで、こういった系譜で考えてみるとオレが一番近いのが杉作J太郎さんじゃないかと気づいたわけです。当時杉作さんはプロレスも好きで、オレも好きでしたし、オレも映画好きでした。しかも、オレ以外杉作さんのマンガに近いような、童貞や青春のマンガの人いなかったですよね多分。『ジンバルロック』描いたときに花くまさんが、杉作さんの『卒業 さらばワイルドターキーメン』を思い出したとおっしゃってくださっておりました。後付じゃないかと言われるとまあ確かにそうなんですが、仕方ないじゃないですか、新潟でガロ読んでる人なんていなかったです!

 逆に、杉作さんをガロ系の師と仰ぐことにしてから、モーニング娘。に注目したり、杉作さんが映画製作を始めると聞いて、オレも自主映画に取り組んでみたりしたというわけです。『仁義なき戦い』も杉作さんと映画秘宝で対談させていただいてからきちんとまとめて見ました。それ以前に『広島死闘編』を見たけどあんまりピンと来てませんでした。その流れで見た『仁義の墓場』を見てまあ腰が抜けるほどびっくりしました。

 とにかく、杉作さんを師と仰いで10年か11年くらい経っております。なのでオレもそろそろJを襲名してもいい頃合だと思うんですよ。

 古泉J智浩

 そんな事や新刊『杉作J太郎が考えたこと』や去年出た『応答せよ!巨大ロボジェノバ』についてなど、オレの『1984スイートメモリーズ』などなどいろいろお話させていただきたいと思います! 杉作さんの本にもオレがサインしてもいいですよ。いりませんか、済みません。


 他にも今回の上京はイベント盛りだくさん。前回に引き続き2回目の上映となるよるひる映研、枡野書店ラジオなど自主映画についてのイベントや、オシリペンペンズの道下さんのトークイベント、文学フリマなどなど、遊んでていいのかな、遊んでいるわけではないのですが、マンガの原稿が全然できない。まあそんな時期もあるでしょう。別に手を抜くわけじゃないし、営業と言えば営業でもあります。新刊が出たんだからがんばらなくちゃ!

青林工藝舎presents「杉作J太郎×古泉智浩新刊発売記念トーク&サイン会」
出演: 杉作J太郎(男の墓場プロダクション局長)
     古泉智浩(漫画家)
日時: 2011年6月4日(土) 16:00スタート
場所: タワーレコード渋谷店 7F TOWER BOOKS
●トーク終了後にサイン会を予定しております
●サイン会参加券は対象商品をお買い上げの方に差し上げます
※両出演者のサインをご希望の方は2種類のサイン券が必要です
●観覧フリー
※座ってご覧いただけるお席の数には限りがございます。
※会場混雑時には観覧の制限を設けさせていただく場合がございます。
お問合せ タワーレコード渋谷店 03-3496-3661


古泉智浩よるひる映研超短編映画上映会2
6月5日(日)16時
阿佐ヶ谷よるのひるね
料金 予約1000円+ドリンク500円
    当日1200円+ドリンク500円
枡野浩一さん、羽生生純さん、門田克彦さん、タイム涼介さん、堀道広さん、三本美治さん、奈良崎コロスケさん、古泉智浩が作った5分以内の超短編映画を合計16本上映します。作った作家さんほぼ皆さんいらっしゃって解説します。5月30日と全く同じプログラムですよ。


○枡野書店ラジオ「言葉や漫画や自主映画 〜『くじけな』http://p.tl/1OQE 出版記念上映会」
古泉智浩枡野浩一
6月9日(木)19時30分
原宿カフェラティア  
飲食代+投げ銭 30名限定
予約はii@masuno.deへメールで
 枡野さんがこれまでに作った自主映画と、オレの作品を上映します。枡野さんの作品は枡野さんがご自身で編集したもの、オレが編集したもの、プロの編集者である小堀さんが編集したものを見比べたりします。料金はお店で普通に食事していただく分と後は投げ銭となっております。ユースト中継も部分的にするかもしれませんよ!

文学フリマ
6月12日(日)11:00〜17:00
大田区産業プラザ PiO
配置区画 U-13
『ゾンビの森』『甘いおなら』を販売します。自主映画DVDや文章の本を作りたかったけど間に合いませんでした。

○「月曜日の四様」
6月13日(月)
19:00-/Charge¥1500
高円寺 円盤
出演:道下慎介/古泉智浩/大橋裕之/ジョン(犬)
「毎月第二月曜日に円盤にて開催される道下慎介が酒を交わしたいと思う人達を集めて開かれるトークイベント!第一回目のゲストは漫画家の古泉智浩、大橋裕之、音楽家のジョン(犬)と私、道下慎介の四人でおおくりします。よろしくお願いします!」(円盤のHPより)
オシリペンペンズの道下さんより誘っていただきました!

なんと自主映画風PV!