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古泉智浩の『オレは童貞じゃねえ!!』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

池袋マンガ教室スペシャル『糞をぶっかけろ!』

『糞をぶっかけろ!』池袋マンガ教室スペシャ

E・H・エリッコ『ハートのイヤリング』

ナオ・ササキ『Jack of(f) cross road

緑丘マコ『サタデーナイト』

古泉智浩『1983年のマイケル・ジャクソン

題字・スペシャルゲスト講師 根本敬

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 池袋マンガ教室の生徒さん3人とオレとで自費本を作りました。絵がぐちゃぐちゃで迫力のある根本敬さんのようなテイストの作品集にしようと思ったら、想定していた人に描いてもらえなくなって当初予定のメンバー3人のうち二人が入れ替わって、最初の一人もテイストが変わってすっきりした絵になって、オレはプロデュースだけの予定だったけどやっぱり描くことにして、結果的に根本さんのテイストはとても薄まってしまいました。ただ、それでも根本さんに題字を描いていただいて、完成原稿を読んでいただいてアドバイスを伺う対談にご参加いただいております!

 

 売り物としてちゃんとしたものにしようと思って表紙はデザイナーの中田舞子さんにお願いして、素晴らしい表紙にしてくださいました。中田さんも漫画教室の元生徒です。

  

最低。

最低。

 

中田さんが手掛けた装丁!

 

 漫画の内容は、ネタ出しから一緒に考えて原稿を形にしてもらうという、漫画プロデューサーとしてオレが手腕を発揮するつもりだったのですが、結果的にそのような感じで口出しできたのがE・H・エリッコさんの『ハートのイヤリング』という走る爆弾娘の漫画くらいで、緑丘マコさんの『サタデーナイト』はちょっとアドバイスしただけで、ナオ・ササキさんの漫画に至っては打ち合わせと全く関係ない漫画となっております。売り物なので面白くなかったら遠慮なくボツにしてやろうと思っていたのですが、ただならぬパワー溢れる作品で掲載しないわけにはいかなかったです。

 

 オレは『1983年のマイケル・ジャクソン』という漫画を描きました。宮沢厚希くんに元々描いていただきたかった漫画で、去年のカナザワ映画祭で会った時に、あのアイディアでオレが描いてもいいかなと聞いたら「どうぞどうぞ」とおっしゃってくださったので描くことにしました。元々は宿題で提出した四コマ漫画があまりに面白くて、それを膨らませて描いてもらう予定でした。

 

 3人で50ページくらいを予定していたのが、4人で60ページになってしまって、漫画の原稿料を一人一万円で、格安で申し訳ないのですが根本さんと中田さんにも謝礼を払って、印刷代も含めるとコストが13万円くらいになってしまいました。元々は予算10万円で印刷代を差し引いて漫画を描いてくださったみなさんに残りを原稿料にするつもりだったのが、消費税の高騰などもあってえらい割高になってしまいました。

 

 500円で販売しようと思っていましたが、500円では原価が5割以上で回収がままならず、ともすれば大損してしまうかもしれません。大儲けまでいかなくとも手間賃くらいはもらいたいんです。800円か700円くらいにしないといけなくなってしまいました。わずか60ページの本にそんな値段も気が引けるし申し訳ない感じですが、800円かな。自分の原稿だけなら原稿料がないからその分安くできるんだけど、高くしてそれで売れなくなってしまってもそれはそれでダメだし、700円かな。5月5日のコミティアで販売するので、それまでに決めます。

 

 最初のメンバーとの打ち合わせが去年の1月だっけかな、確か冬でした。夏くらいには発売の予定が1年を過ぎ、春になってしまいました。でもとにかく完成して製本までこぎつけることができました。 売れて欲しい、手間賃くらいは稼ぎたい。

 

 さて、この本を作るきっかけとなった池袋マンガ教室ですが、4月からは、エッセイ漫画教室とネーム教室の2本立てで、おかげさまでネーム教室は定員の6名が埋まりました。どうもありがとうございます! その後もお問い合わせがあったそうで、また7月から同じ内容でやるのでよかったらそちらにお申込みください! どんどんプロ漫画家を輩出していく予定です。

 

 『糞をぶっかけろ!』はプロとしてはどうかと思う内容ですが、どんなプロにも描けない思い切りのいい、糞をぶっかけるような漫画を掲載しております。時間ができたらキンドルも作ろうと思います。

 

 そんなキンドルですが、育児本『うちの子になりなよ』がキンドルとして発売中です!こちらもどうぞよろしくお願いします!