古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

青帯ゲットだぜ!

 風邪気味だったり、上京していたりで、約10日ぶりに空手に行って来ました。

 前回の昇級審査では黄帯の範囲まで試験を受けたのだが、遅れて来た先生に渡されたのは青帯だった。一緒に黄帯の型の試験を受けたN村さんも青で、そう簡単に飛び級はできるものではないのだなと思った。

 しかし、白からオレンジを飛び越えて青になっている人も二人いて、彼らには若さと運動神経、試合での活躍があるので、全く羨ましいところであった。

 オレが入ったのは一昨年の10月で、当時一緒に入ったのは中学生の女の子一人で、それから随分長いこと一番下っ端で、別に昇級とか全然興味がなく、とに
かく続けていられればいいやと思っていた。で、昨年8月の昇級審査もせっかくだからと受け、オレンジに昇格した辺りからちょろちょろと新規加入者が増え、
10人くらい白帯が増えた。その中には大学に柔道で進学したり、サッカーの県代表候補である人、ボクシングの経験者もいて、白帯なのに強い! なんだかず
るい。

 そんな白帯の人たちは同時期に入った人同士で競争意識が芽生えるのかみんな見る見る強くなっていく。

 道場での並び順は帯の順番と加入次期の順番で決まるのだが、帯の方が優先される。なので、オレはオレンジで、白の人らよりは格上扱いなのだ。格上扱いされている以上あんまり無様な姿を見せるのも嫌なので、もうちょっと頑張りたいものだ。

 畳んであった帯を解いて、早速結んでみたところ、折り目が変な風についていて、ハルクホーガンのヒゲのような形に垂れ下がった。長さもちょっと長すぎな感じがあり、馴染まない。一回洗濯すれば縮むそうであった。

 10日ぶりに稽古で、全体の練習が始まる前に軽くシャドーをしていたら、途端に眩暈がした。今年の目標は「必殺技を身につける」「スタミナをつける」そして「試合に出る」。まだなんの努力もしてないけどね!