古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

約一ヶ月経ちました

 筋力アップクンを始めて使ったのが4月24日でそれからランニングも始め、ほぼ毎日空手か走か筋トレか絶対やるぞと心に誓ったのであったが、そこまでの根性はなかった。

筋トレ:7回

走:7回

空手:3回

 なんとか一日置きには運動をしている感じになっている。

 作画を始めたせいで、昼夜逆転する事が多く、空手に出席するタイミングが合い辛くなっているのもなんとか対策をしないといけない。メニューの中で強度の低い走を空手の前の日に入れるようにしないと、筋トレの翌日はしんどくて休んだ事もあった。道場のジムに行ったら人がいて、加圧を人に見られるのが嫌で、辞めて帰って走りに行ったり、普通に筋トレした日もあった。走ろうとしたら雨が降っていて、筋トレに切り替えたこともあった。なかなか希望通りにはならないことも多い。人前だろうと加圧すればいいだけだし、雨が降っていても走っている人は大勢いるので、根性の座らなさ加減が浮き彫りになる。

 仕事の前や途中で運動すると、その後仕事にならなくなり、それで、走ったり筋トレするのが深夜や早朝になりますます昼夜逆転するのが良くないのだが、それでも深夜にジムを貸切で筋トレしたり、薄暗い中汗だくで走るのが気持ちよくて気持ちよくてたまらないのである。一日置きくらいで汗だくになっていると、汗だくになるのがこれまた気持ちよく、早く汗だくになりたいといつも考えるようになってしまった。運動の前に水分をくびくび入れて、バケツに入れた雑巾を絞るが如く汗をどばーっと出すのが快感になってしまった。

 それで、何らかの効果は上がっているのだろうか。主だった成果を上げてみると、腹筋は何も負荷をかけずにやっていたのを、3週目から2.5キロのプレートを胸に抱きながらやったら割とすんなりいけて、4週目からは5キロに変えた。ちょっと筋肉痛が残る程度で回数も減ることはなくすんなりいけた。ベンチプレスが40キロから45キロになった。背筋のバックワイドが35キロから40キロになった。肩のダンベルプレスが6キロから10キロになった。全体的に筋力は向上しているようである。

 走るのも、当初はすぐばてて歩く時間や回数が多かったが、ペースをおかしくしなければ4.6キロ完走するのは難しくなくなった。

 今朝、日曜日の午前にやっている空手に出席したところ、子供2人、先生の子供の中学生とオレだった。若くて元気なおっかない面子が全然いなくて、楽勝だと思ったら、きつさや後に残るダメージはいつもと一緒だった。どうやら敵は自分に中にあるようだ。試合に出る用紙に記入した。稽古の最後に試合に出るんだったらと言うことで、試合時間の2分と延長分の1分、サンドバックにラッシュをするという練習をした。2分って、ちょっと前だったら考えられない長さだった。しかしなんとかズブズブになりながらもこなし、延長分の1分は「やっぱり辞めていいですか」と言おうかと思ったが、休憩している間にちょっと回復したので、試しにやってみたら、なんとかこれもゼーゼーハーハーになりながらもこらえることができた。持久力の向上が実感できた。

 運動の前後は、柔軟をみっちりすることにして、次第に柔らかくなって来た。


 運動後はプロティンを飲んでいるせいか、体重が71キロから71キロに増え、ウェストが82センチから84センチに太った。やっぱりダイエットもしないとダメみたい。体脂肪率は15%から16%を行ったり来たりしている。空手にはいくらか体脂肪があった方がダメージが少ないとも聴くので、ダイエットにはこだわらないことにする。

 子供の時から懸垂が苦手で、2回しかできず、運動を始めて空手に変えて筋力もついたはずだからと改めてやってみたら、やっぱり2回だった。そして、今回筋力アップクンも導入し、いよいよできるだろうと思ってやったら、やっぱり2回だった。見えない壁がある。

 今後の目標。

・ベンチプレス70キロ
・懸垂10回
・ランニング10キロ
・股割り

 試合まで後2ヶ月では届かないかもしれないが、試合は今回だけではないし、いつかこうなれたらいいなーと思うのであった。