古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

この夏、撮りたい自主映画

 にいがた映画塾という市民団体の自主映画講座を受講しています。この講座では最終的に受講生同士で班に分かれ、自主映画を班ごとに1本ずつ製作するのが慣わしとなっていて、課題として企画を提出してシナリオも書きました。

 今、描いているマンガがゾンビもので、これは昨年の講座で考えた企画が元になっています。今年もせっかくなので、ゾンビ映画で一本シナリオを描いてみました。

 10分〜15分くらいの小さな作品です。

 タイトルは『ゾンビの森』で、あらすじはこんな感じです。

 「二浪中の予備校生・黒井終一(二〇歳)はある日、親戚のおじさんがゾンビになっている事を母に知らされる。おじさんはお年玉袋にエロ本の切抜きを入れてくれるような人で、ずっと職に就かずぶらぶら生きていたのだが、いつしか行方不明になっていた。おじさんに一目会いたいと思った終一は、友人の大学生と共に、おじさんがいると噂される森に探しに行く事にした」

 ホラーものに属するのですが、全然怖くないですし、ゾンビが人を食う場面や内蔵が飛び出すような描写も大変なので、そういうのは避けています。冒頭のお正月の場面は、ちゃんと撮るべきなのかどうか思案しつつもあり、とにかく初稿ということもあり、今後実際の撮影を想定して直すところも多々あると思うのですが、よかったらご一読下さい。

「woods_of_the_dead.txt」をダウンロード
 そのままクリックすると文字化けした画面が出ます。右クリックして「対象をファイルに保存」とすると保存できます。ファイル形式は.txtで、書式は1行20字で書いているので、そのように直していただくと読みやすくなります。本来縦書きなので、柱の○と、文章のゼロの○が同じになっていて、分りづらいです。済みません。

 お気づきの点や、こうしたら面白くなると言った意見があったらぜひお聞かせ下さい。