古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

三月目

 加圧式トレーニングとランニングを取り入れた肉体改造を始めて三ヶ月経ちました。

 当初の計画ではムキムキでスタミナもばっちりとなっている予定でしたが、運動回数は月を追う毎に減少し、6月から空手は休みっぱなしで、特に今月は惨憺たる回数になっております。

 ランニング:4回
 加圧:3回

 ひどい、一体何が肉体改造なのか、現状維持すら満足に行えていないのではないだろうか、特に先週は筋トレを休んでしまい、2週間ぶりに先日筋トレと加圧を行いました。前回より確実に筋力は落ちているはずだから無理はしないでリハビリ的にやろうではないかと恐る恐るやってみました。

 全然落ちてなかった! 

 むしろ余裕がある! 試しに人生最高回数が二回である懸垂をやってみたら3回出来た! 不思議な事に2週間休んでも大丈夫でした。筋トレをしなくても走って帰ってくると、やたらと筋肉がパンプしているのですが、そういうのが関係しているのでしょうか。

 それから痩せました。
 先月体重73.3キロ→70.4キロ
 ウェスト82センチ→80センチ
 
 運動が減っているのに、体重が落ちると言うのは基礎代謝が上がっているということでしょうか。

 自主映画の撮影や撮影準備、映画用の細かい仕事など、忙しさのピークは終わったので、これからまた空手にも出席するようにして、肉体改造にも力を入れて行きたいものです。

 さて、話は変わりますが、先日自主映画の撮影の打ち上げで飲んでる最中、大学時代に殺人術を学んだ男にいきなり組み付かれ、左目をえぐられそうになったり、右腕を腕ひしぎ十字固めで極められるという事態に陥りました。

 ふいを突かれたというのもありますが、全く抵抗できず、完全にやられてしまいました。これが悔しくて悔しくて、えぐられかかった左目のまぶたは腫れて擦り傷になり、右肘も腫れました。殺人術恐るべし。きちんと「始め!」の声が掛かっての試合であったら、無抵抗でやられっぱなしにはならない自信があるものの、それでも組み伏せられたら終わりなような気がして、柔術系の技の凄みを味わいました。

 ここで悔しいからと言って、関節技を学ぶ必要があるかというとそうでもない。なぜなら、身につけたところで、護身術としてはあまり役に立たなそうだし、使い道が思いつきません。空手をもっと修練して納得できるところまで行ってまだ余裕があったら習いたいような、しかし、だったらその前にボクシングやムエタイを齧ってみたいです。

 さらに、その前にもっとよく考えておかないといけないのは、ふいを突いて目をえぐるとか金的を狙ってくる卑怯な相手に対しては一体どう対応したらいいのか、もっとよく考える必要があります。世の中はまともな人間だけじゃないので、読者の皆様もくれぐれも本当に気をつけて行動してください!