古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

モリマサ公さんの詩集

 一児の母であり、絵描きであり、元スノーボードの選手であるモリマサ公さんの詩集の表紙と挿絵を描かせていただきました。『日曜は父親と遊園地に行こう』という本です。新潟の建物をコラージュしたでたらめな景色の絵です。この絵は描くのに8時間掛かったんですよ。元は別の目的で描いた絵を使っていただいたんですけどね。光沢たっぷりの印刷で、つやつやしていてきれいな文庫サイズの本です。

 オレは詩心が全然ないので、きちんと理解しているとはとても言えないですが、孤独と絶望の悲鳴のような深刻な内容で、それでいてブラックなユーモアも湛えていて複雑な感情を掻き立てられます。ただならぬ覚悟と言うか凄みのようなものはひしひしと感じます。詳しい事はお伝えできないですが、夫婦関係や家庭の事情などいろいろ大変な問題があるようで、そこから紡ぎ出される言葉なんでしょうね。オレは好き勝手に昼寝するような気楽な生活をしているので申し訳ないような気持ちになります。

企画・発行一〇〇〇番出版
ISBN4-903686-07-8
定価840円(税込み)
Sany0002

 この記事を書きながら写真をアップしようとしたら、内臓のカードリーダーが認識しなくなりました。幸いUSBで外付けの、前使っていたのがあったから、それで簡単に済ませられたのですが、せっかくわざわざ内臓式を取り付けた意味がない。ウィンドウズの復元をしたけどそれでもダメでした。物理的に壊れているとしたら交換が必要で、もし交換するとしたら、せっかくなのでそのついでにCPUのファンコントローラーをつけたりあれこれしたくなるじゃないですか。でも面倒なんですよね。もっと気軽にパネルを取り外ししてあれこれいじる習慣があればいいんでしょうか。でもそれはそれで、あんまりいじると壊れそうな気もするし、気の持ちようがややこしいところであります。

 選挙が終わった途端、事務所費は1円から領収書と自民党が言い出した。大変いい事じゃないですか。ここで反対している人は絶対に悪いことをしている人なので顔と名前を忘れないようにしよう。赤城大臣も自民党が1円からと言ったら見せびらかすだけで公開しなかったファイルを公開しないといけないので、黙って見せないといけないじゃないですか。「7万の政治団体全て明らかにしないといけないのか」などと、おかしな意見もあって、そんなのどうでもいいから疑惑を向けられたら、そいつが公開すればいいだけじゃんね。変なの。社保庁の不正がどんどん明るみに出ているし、選挙が終わって世の中がちょっと良くなったみたいですね。

 それにしても全然よくならないのが、PRIDEの復興と、UFCの中継の再開しないところ。こうしている間にも選手はどんどん旬を逃していく。紙プロ見たら、ダナホワイトUFCのオーナーが、日本のテレビ局はどうしているのだと文句を言っていた。どうやら地上波放送にこだわっているようであった。こっちが逆に聞きたいよ。それか、ゲーム会社かソフトバンクとかのIT企業かパチンコの会社がスポンサーになればいいの? 放映権料が高いんでしょう。だったらDVDにはならないの? パソコンで見ればいいって言われても、パソコンじゃ見づらいし、英語で解説もよく分からないじゃない。スカパーPPVでなんでやらないの? もー!

 耳かきしすぎで耳が痛くなった。