古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

部屋の掃除をしました

 お盆ですから、ご先祖様を迎えるに当たって部屋をきれいにしないといけないと思い立ち本格的に掃除をしました。本当は限界まで汚くてハウスダストにより鼻腔や肺の具合が悪くなるんじゃないかと心配だからに他なりません。あと、物が無くなって困ります。

 何年か前に、『ところでここどこ』でトランスフォーマーをネタにマンガを描いてみようと思った際、トイザらスで五千円くらいするいいやつを買ったんですよ。フォードムスタングので、車からロボットに変形させたら、あまりの複雑さで変形させっぱなしで本棚の上に置きっぱなしにしてました。

 その本棚というのが、ここ何年もアンタッチャブルな状態で全く有効活用されておらず、埃の巣窟のようで、トランスフォーマーも完全に埃を被ってました。部屋汚染の温床となってます。他の全く使ってない物は処分するなり廊下の書棚に納めるなりして、この本棚は手近に読みたい本や読んだら捨てる雑誌の一時保管場所として機能させる事にしました。トランスフォーマーを車に戻して、きれいに箱に収めて再び資料として活用する時まで片付けて置こうとおもいたちました。

 ところが、説明書を見ながら戻そうとしてもどうしても腕の変形の仕組みがさっぱり理解できず、この状態で止まってしまいました。

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 先日一緒に映画『トランスフォーマー』を見に行った佐藤君に助けてもらうよりどうしようもありません。

 昨日は市民映画館シネウインドで足立正生監督のトークショー付きのオールナイト上映イベントで『赤軍-P.F.L.P世界戦争宣言』『銀河系』『略称・連続射殺魔』『噴出祈願』を見てきました。60年代や70年代の若者はえらく理屈っぽいなと思いました。田原総一郎と討論したら泣いちゃうんじゃないでしょうかね。それに、肩肘張って頑張っている感じがすごくしました。そうも理屈っぽいとなんでも否定したくなるから、それでがんじがらめになっちゃうんじゃないでしょうか。それはさておき、オレの前の座席に座っていた二人の20代くらいの男性が会話してました。片方の男がどうやら小島よしおの事を説明していたらしいのですが「あんまりかんけいねえ」と連呼していたのが大変気になりました。