時代の流れが早い
日曜日の討論番組や報道番組が好きなんですよ。『サンデープロジェクト』と『たかじんのそこまで言って委員会』『報道特集』を毎週録画して、特に面白そうな話題のある時は『報道2001』も録ります。それをちょぼちょぼと、1週間掛けてゆっくり見ます。ところが、今週のように水曜日に安倍首相が退陣なんて表明したもんだから、まだ『サンプロ』見てる途中なのに、そんな事されると、話題が古くなるじゃないですか。安倍首相は本当にK(空気)Y(読めない)だなと思いました。番組では舛添要一さんや管直人さんが国会への抱負を語ってるんですよ。
国会が楽しみで楽しみでしょうがなかったんですよね。ねじれ国会ですよ。小泉総理が衆議院で大勝した時は「白紙委任状じゃないか」とすごく文句言われていたのに、参議院与野党逆転では「ねじれで法案が通らない」なんて文句言うんですよ。どうなってもうるさい人っているもんですね。社保庁で悪いことしている人がどんどん吊るし上げられる場面が見れるんじゃないかとわくわくしてたんですよ。なんちゅうタイミングでやってくれるんだと、心底がっかりしたわけです。ほとんど誰も安倍首相を思いやる発言がないのでちょっと可愛そうですが、これじゃあしょうがないですよ。多分国会が嫌だから辞めたんだと思います。
○オレの報道バラエティお気に入り人物ガイド○
・舛添要一さん(厚生労働大臣)
せっかく社保庁追及の仕事を始めて、火曜日までは一番面白い人だったのに残念。どんどんやってくれてる感じが素晴らしかったです。どうなっちゃうんでしょう。これまでの大臣は全くやる気なかったんですね。
・田原総一朗さん(ジャーナリスト)
司会者なのにどんどん意見を言う。この人を前にしていると誰が嘘をついているか分かるので恐ろしい。絶対に追及されたくない。政権交代を望む発言を遠慮がちにちょっとずつする。
・山本一太さん(参議院議員・自民党)
何があろうと総理をかばうギャグ一本やりなところが素晴らしいです。
・宮崎哲也さん(評論家)
『朝生』などで国会議員をたじたじにさせているのにBSアニメギガで「『ビューティフルドリーマー』見るとエンディングでないちゃうんだよね」と目をうるませて語っていた。水曜『アクセス』(TBSラジオ)も楽しみ。
・江田けんじさん(衆議院議員)
アフガンの海上補給の不正を見抜いて、それを朝生で発表して安倍退陣に遠因を築いた感があるけど、その情報入手がアメリカ海軍のHPをチェックだった。2ちゃんねらーみたい。顔もかっこいいし、言葉もはっきりしているのでゆくゆくは総理大臣になったらいいんじゃないでしょうか。
・勝谷正彦さん(ジャーナリスト)
何が何でも自民党を悪く言って反体制で頑張っている。元記者だけあって、びっくり情報を時折出す。テレビでは面白い発言が多々カットされているようです。TBSラジオの『ストリーム』、水曜日の『コラムの花道』がとても面白いです。
・櫻井よしこさん(ジャーナリスト)
穏やかな語り口で過激発言多い。特に中国に対する厳しさが尋常じゃない。
・石破茂(元防衛庁長官)
国防や軍事に詳しく、じっと見つめてじわじわ喋る。じわじわ攻め込んで何があろうと一歩も引かない。
・田中康夫さん(新党日本・参議院議員)
言い逃れできない状況を作るのが上手。民主党と組んだので国会での活躍が一番楽しみだったので、とても残念。
・三宅久之さん(評論家)
おじいちゃんなのに、同じ事を全然言わない。空気が締まる。
・麻生太郎さん(自民党)
同僚の国会議員に「あのマンガ?」とマンガ好きぶりを小バカにされていた。この人で大丈夫か?
・太田総理(爆笑問題)
弱者に徹底的に優しい立場をとる。本当に国会がこんなだったらいいのになと思わせる、とてもいい番組。
・小林よしのりさん(ゴーマニズム宣言)
日本も再軍備が必要だという気持ちにさせてくれる。
・雑誌『SHGIT』(ロッキングオン)
戦争はよくないという気分になる。
衆議院解散総選挙で小泉チルドレンの雑魚議員が大逆風の中うろたえる様が今から楽しみで仕方がない。社保庁の次はジャスラックをどうにかして欲しいものです。2ちゃんやmixiなどネットのお陰でこれまでのやり方が通用しなくなって来て、とてもいい事だと思います。ズルをするとばれて結局バチが当たるんだよって事を気にしない国会議員の人がまだまだたくさんいるみたいなので、そういう人が痛い目を見る場面がもっともっと見たいんです。そもそも議員というのは「オレみたいな立派な人間は何やっても大丈夫」と思い上がった人がなる職業なんでしょうか。それはそれで後から涙目になる場面が面白いからいいんですけどね。