古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

部屋が汚すぎてストーブが出せない

 自主映画を7月に作り始めてから、機材とか使うじゃないですか、それで完成するまで掃除はしない方針だったので、そうこうしているうちにもうこんな時期になってしまい部屋が散らかったままでストーブが出せません。仕方がないので寒さに耐えがたくなると時折電気のエアコンを使ってます。でも空気が乾燥して喉や粘膜を痛めて風邪を引きそうなのでおっかなびっくりです。暖房はコタツが一番なのですが、腰を悪くしてから止めて、部屋もどんどん手狭になってますからね、ずっと仕舞いっぱなしです。

 ガスストーブがメインです。薬缶でお湯も沸かせるし、ガスは燃焼する際に水を発生させて部屋を乾燥させないって言いますもんね。給油の面倒もないです。

 それで、締め切りもあって自主映画もどうにか完成させたんですよ。これで片付けもできるところなんですが、他の仕事もあってどうにもこうにもいきません。要はだるいんですよね。運動も亀田の試合の当日からしてないです。何から何まで足りてない感じが気持ち悪いです。

 それで、今日やればいいじゃんって話なんですけど、今日明日で山形に行く用事があるんですよ。

 なんで山形かというと、山形在住の佐藤広一さんという自主映画作家が『青春★金属バット』収録の『新しい絶望』を中心としたニートのマンガを再構成して映像化してくれているんですよ。その手伝いや様子見などです。遊びって言えば遊びですが、将来的に佐藤監督が日本を代表する映画監督にならないとも限らないじゃないですか、ここはたっぷり恩を売って強くて太いパイプを築いておくのも仕事のうちですよ。是非とも素晴らしい作品に仕上げていただいて、お互いwin winというふうに行きたいですね。少なくともオレのマンガが足を引っ張る結果にならない事だけを祈りたいです。

 山形って言えば銀杏BOYZを排出している県ですし、それ以外でも阿部和重さんの出身でもあるし、最近では『スキヤキウェスタンジャンゴ』や『武士の一分』のロケ地でありと、何かと勢いを感じさせる隣県です。富山や福島よりずっと何かあるんじゃないですか。山形イズバーニングと言われる日も近いんじゃないですか。もう言われてますか? オレが最初に山形に行ったのは後藤真希ちゃんのコンサートで7列目でした。一人で行って騒いでいたのですが、終わって帰る支度をしていたら隣の席のヲタが飴をくれました。それ以来すごくいい印象がありますもんね。山形にはいいヲタがいる。佐藤君を中心に自主映画のレベルも高いです。オレは去年佐藤くんが主催する上映会で『巨大戦闘メカ ガロハロ』を上映させていただいたのですが、それは散々な評判でした。

 とにかく山形は熱いんで、みなさんも注目してくださいね!


・『隠し砦の鉄平君』は佐藤監督の商業作品 オレんちの近くのビデオ1にもあったよ!