古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

最近考えたこと

 コンビニやマクドやガストなど、時折ハッとするほどきれいだったり、かわいい女の子が働いているじゃないですか。低賃金のアルバイトで、仕事も決して楽ではないです。頑張っていて偉いなーと感動する度に、オレが大金持ちだったら、芸能事務所を開いて所属させて、どうにかして愛人にしたいと本気で考えております。確かに、しんどいアルバイトをせっせとこなすのは、人生において大切な場面です。なので、別に問題でもなんでもないです。でもオレが余計なところに気を回しすぎるせいで気になるだけなのですが、気になるのは「美人だからってそれだけで金が儲かるわけではないんだなー」と言う事です。でも逆に、頑張って美人になろうとすると偉く金が掛かって大変なんですよ。可愛らしい素敵な洋服を買うのもアホほどお金が掛かるし、お化粧の道具も大変なものだと言うじゃないですか、あんまり知らないですが。とにかく、美人だったらそれだけで食えるわけじゃないのに、美人になろうとしたり、美人を維持するのは経済を大変圧迫するという、ある意味世の複雑さの一面を物語っているように感じます。

 美人だからって得する場面はそれは多々あると思います。飲み会でおごってもらったり、食事ご馳走になったり、遊びでお金を使わなくて済んだり、いろいろ気分のいい思いはできるでしょうけど、それだけで商売にならないです。それを活かす商売はありますが、モデルや女優や歌手になれたら一番でしょうけど、結婚も実力を活かす手段だと思うし、敷居の低いところではキャバ嬢になるのも手ですよね。いい会社に就職もしやすいでしょうしね。でも一旦会社に入ってしまえば、美人だからってそれだけで給料もらえるわけじゃなくて、面倒な計算とか電話対応とか書類作ったりもしないといけなくて、間違ったら怒られもします。ブスよりは怒られないかもしれないですが、実際仕事の場面でミスを連発されたら美人でも泣くほど怒られるし、イライラされます。変に気を引きすぎてて余計な苦労や面倒を呼び込むことも多いと思います。美人も楽じゃない事は容易に想像できます。それでも多くの人が美人を目指します。

 オレも成人男性としてデリバリーヘルスなど性風俗産業にお世話になる事もあります。すると!新潟は元から美人が多いですからね、ビックリするほどかわいい女の子が現れる事があるんですよ。なんでこんな魅力的な人が、大切な体をオレみたいなエロ人間に、いくらかのお金で提供してくれるのだ!と泣きそうになりながら触ったり触ってもらったりするわけです。そんなに身を張らなくても充分どこかで魅力を活かした商売ができそうなものなのに! オレが億万長者だったら全部の出勤時間を買い占めたいです。気持ち悪いですか?済みません。でも本当にありがたい事ですが、こんなことするべき人じゃないよ君は!と言いたいですが、そういう産業に従事してもらえないと一生触ったり触られたりもできないわけなので、格差社会のお陰なんですか? 格差万歳!!と世界の中心で叫びたいです。格差が是正されたらこんな素晴らしい風潮がなくなってしまうと悪いので、自民党にこのまま政権を維持してもらった方がいいのかもしれないです。官僚にももっと癒着や何か悪い事してもらって税金の無駄遣いをして、それこそ天下りもどんどんして欲しい。

 オレが女だったらと思うと、ぞっとするわけです。男としてもきれいな方じゃないですが、さぞみすぼらしい、小汚い眉毛がボーボーな女でしょうね。頑張っている女の子はそれこそミリ単位で気遣ってるわけですよ。オレは女として頑張れる自信が全くないです。仕事で頑張ったり、気持ちのいい女を目指したいです。