地獄のフタが開きつつある
・東芝がアナログチューナー非搭載録画機器の私的録画補償金について「購入者から補償金は徴収できない」と改めて主張(GIGAZINE11月11日)
東芝がデジタルレコーダーには著作権団体への支払い分の課金をしないと言っているようです。これまでそんな料金が製品に上乗せされていたことに腹が立つわけですが、その主張に対して権利団体は非難しているそうです。だったら、これまで払った著作権などの料金の明細を出せるのかと、橋本知事バリに、ぼったくりバーの請求書みたいなんじゃなくて、明細出せという理屈に発展するんじゃないでしょうか。
ここはもう頑張れ東芝としか言いようがありません!!!! ここを発端に、これまで不透明だった音楽なども含めた著作権料の流れが明らかになるかもしれないのです。
東芝はHD-DVDで大失敗したせいか、テレビから直に外付けHDDを接続してそこに録画番組を直でぶっこむことができる、レグザというシリーズを発売しております。うちのはちょっと前のレグザで、内臓HDDを搭載で、そこから外付けに、録画番組をムーブできるんですが、内臓が300Gしかないので、HD画質で録画すると一瞬でパンパンになってしまい、レートを下げて録画して見ているんです。
レグザシリーズは素晴らしいと実感しておりますが、これから購入しようとされている皆さんには、HDDが内臓でないタイプをお勧めします。外付けHDDを接続して直で録画できるタイプなら、画質が最高の状態のまま1Tとかの大容量で録画しまくれるので、相当いいですよ。レグザのZシリーズです。
ただ問題は、録画したデータが録画したテレビでしか鑑賞できないというプロテクトが掛かっていて、もしテレビが壊れた場合全てがパーになってしまうんです。これは大問題です。なんとか『ラジオライフ』や『ネットランナー』などの皆さんに頑張っていただきたいところですが、権利団体の問題がクリアになれば、東芝さんが自分からそういうのフリーにしてくれるかもしれません。せめて、レグザシリーズなら見れるくらいのプロテクトにしていただきたいのです。そしたらオレはこれから先一生テレビはレグザしか買わないと宣言します!
そういった権利団体どもが行政刷新会議の仕分け作業で天下り人件費が大幅に見直されればいい。
今発売中の製品は、地上波チューナーが搭載されていて、操作上邪魔な時もあり、真の買い時はそれこそ地上波チューナーがなくなる時なのかもしれないですよ。