『ウォーキングデッド』
面白いと聞いていた『ウォーキングデッド』を先日、BSスカパー『BAZOOKA』に出させていたいただくことになって、レンタルで慌てて見ました。ゾンビドラマで全米ドラマ視聴率を塗り替えて1位だそうで、ゾンビのテレビドラマというか、ホラーのテレビドラマってだけでも相当際物なのに、どんなもんなのか非常に気になっておりました。
すると非常に基本に忠実なゾンビで、普通にパニックゾンビ映画でした。ロメロの77年『ゾンビ』をきちんと踏襲していて、どんなゾンビマニアでも非常に納得するものなのではないでしょうか。シーズン1は短くてすぐ見終えて、シーズン2も先日見終わりました。
ここから先ネタバレなので、これから楽しみにしている人は読まないでね!シーズン2の終わりを描きますよ。
ゾンビの設定は非常にしっかりしているんですが、登場人物が大変感じの悪い人間ばかり。主人公の元保安官ニックは真面目で誠実な人物なんだけど判断力に難ありで、その妻は性格がとても悪い。他の登場人物も大体性格がとても悪くて、よくチームで行動できているなと思います。オレなら一晩で逃げますね。彼らは街から田舎に逃れて、シーズン2では農場が舞台となります。シーズン1に比べてゾンビの数が激減し、セットも舞台がほぼ農場の一軒家なので大ヒットドラマの割に低予算な感じがしました。
彼らはとても危機管理能力がないんですよ。津波てんでんこを覚えて欲しいです。ゾンビの大群が現れ、それまで平和だった農場にとうとういられなくなります。すごいパニックになって数人ずつ車に分乗して逃げるんだけど、行先を決めていないなんてあり得ない! 「何かあったら、どこどこに朝日が昇る時間にいることにしよう」と決めておけよ。東北のどこかでは昔から津波が来たら他の家族をかまっていると一家が全滅するからてんでんばらばらで逃げることと決めてあります。この場合ゾンビてんでんこですよ。こいつら結局バラバラで逃げている最中も「やっぱり戻る」とか言い出して興奮して非常に面倒くさかったです。何より冷静さを欠くことが最も危険であると叩きこんでおけよ、心置きなく興奮してんじゃねえと思いました。保安官だろ。
でも集合場所を決めてなかったけど、ハイウェイでなんとなく集合できていました。
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