古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

すっかりテレビを見なくなってしまった

 テレビが面白くないなんて話はよく聴きますが、実際オレもそんなに見たいバラエティ番組がすっかりなくなってしまっておりました。山場CMがとにかく嫌いで、バカにされている気分になります。バラエティなどは食事の時に居間でかかっているのを見るのですが、せっかく盛り上がったところでCMになったら、もうそのままいいやと思って席を立ちます。それから、外ロケで一般人や看板にボカシが入っているのも、見せてんのか隠してんのか、だったらもうやめちゃえよとげんなりした気分になります。別に本来見たくもないものを見せられて、気になった突端、途中で取り上げられたり隠されたり、一体なんなんだと思います。

 

 かつてはHDDで録画した番組をDVDで保存できるPanasonicから出た、初号機を石丸電機で15万円くらいの値段だった時期に買ったほどテレビ好きだったんですよ。それで数々の格闘技番組やハロメンの出演場面を編集して保存しておりました。ついこの前のような記憶ですが実際は、そんなのもはるか10年以上も昔の話で、K-1やPRIDEはなくなり石丸電気もなくなってしまいました。ハロプロはかろうじて頑張っているけど、オレはすっかり興味がなくなっております。

 

 積極的に見たい番組がない以上に、暇なわけではないんですよ。映画が見たいんですよ。大体1日1本見ます。膨大な量見ている感じもしますが、実際映画1本2時間で、テレビを一日2時間見るなんて人はむしろ平均的というか、少ないですねって感じじゃないですか。人生の折り返し地点をとっくにすぎているのに、まだ見てない名作映画が山ほどあるし、新作映画も見ないといけないし、かつて見て面白かったのも見返したいので、全くうかうかしていられないんですよ。

 

 そして大して面白くないLineのゲームに膨大な時間を奪われているので、ますます大変で、仕事しないといけないし、本を読まないといけないし、ラジオも聴かないといけないし、大変なんですよ。だらだらテレビを見ている時間なんて全然ないのですが、でもやっぱり時流の変化に対応したい気持ちもあって、ワンセグを全録する機能を持ったすごいレコーダー、ガラポンTVを買おうか迷っております。話題の番組をことごとく見逃しているので、それも非常にまずいです。オレはオードリーのオールナイトニッポンのヘビーリスナーで、初回から一回も欠かさず聞いているのですが、テレビはほとんど見ないので、春日のギャグを音声でしか知らないんですよ。この前初めてカスカスダンスを見て、そうかこんな動きだったのかと知って新鮮に驚きました。アパーというギャグの時の変な顔も初めて見て、面白いギャグだった事も一昨日くらいに初めて知りました。とにかくまずいですよね。ガラポンTVはネット経由でどこでも見れるそうなので、これを東京に設置しておけば東京のテレビを新潟で見ることもできる。でもそれには東京のアパートにネットを導入しなければならないのでますますお金がかかってしまう。そしてなにより東京のアパートではグランド・セフト・オートⅣを稼働中でテレビを見ている時間なんてないのでやっぱりいらないかな。

 

 そんなテレビ離れしてますが、レグザのニュースを自動的に録画してくれる機能で、おやすみタイマーをセットして寝る前にそれをつけて寝ます。それから今年は大河ドラマ『八重の桜』見てます。『龍馬伝』以来となりますが、とても面白い!