古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

釣ってみたい魚ランキング

 多分オレには釣りのセンスが全然ない。下手の横好きだ。特にルアーのセンスが全くダメで、今年もずっと挑戦しているけど一向に釣れない。去年は時期が悪くてシーズンの終盤に始めてしまう悲劇があった。今年はしっかり時期を見極めてやり始めた。技術もおそらく向上して、フロッグを繊細に動かすことができるしキャスティングも上手になっている。去年はリールがポンコツだったため、かなりの日数を糸の絡みをほぐす作業で費やしてしまった。去年よりバイトの回数は増えているのだが未だ釣果はゼロだ。しかしシーズンは始まったばかり、頑張るぞ!

 

1位 雷魚

 今年こそ絶対に釣らないとオレは先に進めない。今までフロッグのチューニングは面倒でやっていなかったのだが、今週中に結果が出なかったらそれにも着手しなければならない。これだけ執着しているのい面倒がっている事にこそ問題の本質があるような気がする。雷魚を釣るのにお金や手間を掛けるのなんてアホらしいと思ってきたのだが、そんなことを言っている余裕はもはやない。先日鳥屋野潟のボートに乗ってみたけど2500円もかけてまさかの0バイト。その日はとても暑くて3時間くらいで疲れてやめた。今年は週1でボート釣りをする予定である。

 

2位 ナマズ

 去年、名人に夜釣りに連れて行ってもらってやってみたところ、魚さえいればそれほど難しくなさそうな気がした。ただ、ジッターバグがやたらと高い。安物のミノーやクランクをジッターバグに改造してやれないだろうか。夜釣りなので色などは全く関係なさそうだった。

 

3位 シーバス

 釣具屋主催のシーバス釣りの会に参加してみたところ、まさかの全員0匹どころかバイトすらなかった。疫病神がいるせいだろう。それは即ちオレだ。

 釣具屋さん主催ということで、お勧めのルアーなど1800円もするのを3点、フローティングベストも必要とのことで1万円くらいつかった。釣り場も教えてもらえるし、可能な限り参加し続ける予定。

 ウェーダーは去年買って持っていたけど、本格的に水に入った事はなかった。腰より上まで水につかって釣りをすると、水圧で足が締め付けられて、波で体が揺れて倒れそうで怖かった。スマホをズボンのポケットに入れていたため、水が入ったら大変だった。これまで味わったことのない感覚で、面白かった。

 しかし、とにかく雷魚を済ますまでは本格的に取り組めないのだ。 

 

4位 太刀魚

 昔、東港の堤防で釣りをしていたら、目の前の水面を群れで猛スピードで泳いでいるのがかっこよかった。その光景が忘れられない。調べたらルアーで割と簡単に釣れるそうなのでそのうち挑戦したい。

 

5位 イワナ・ヤマメ

 釣キチ三平世代としては渓流でイワナやヤマメを釣ってみたい。道具はルアーでスピナーだ。スピナーで釣る事に対する憧れも強くある。竹の竿で毛ばりでもいいんだけど、山登りをしながら釣るのも楽しそう。でもイワナやヤマメって釣るのにお金払うんだっけ? 今の調子では取り組むのは2~3年先になりそうだ。

 

番外 外国でとんでもない大物

 案外、お金さえ払えばこっちの方が簡単に釣れるような気もしないでもない。釣キチ三平や松方弘樹のようにカジキマグロのトローリングだってやれるものならやってみたい。しかし、オレは船酔いがひどいのでおかっぱり専門なのだ。海で船釣りが楽しめるならもっとずっと楽しみの範囲が広がっていたはずで、釣りを趣味とするには残念すぎる三半規管だ。湖ならボートでも大丈夫なんだけど。

 

 ブラックバスは90年代に霞ヶ浦で釣ったことがあるのでもう執着がないのだ。ただ、本場アメリカで釣ってみたい気持ちはあるんだよね。

 

 実際問題、道具が良くても悪くても、心がけがどんなに良くても悪くても、釣れるときは釣れるのが釣りなのだ。そう思って去年は取り組んできたのだが最早運を頼りに釣るにはセンスがなさすぎることが判明した。徹底的に技術や道具や知識を見直さなければならない。