古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

ネームしてました

 ネームとは、マンガの下描きの下描きのようなもので、絵コンテやラフとも言われているものです。原稿用紙ではなく、レポート用紙などに、鉛筆でコマを割って、セリフと人物をざくざく描いて行きます。作家さんそれぞれでやり方は違うようですが、オレの場合はこれをそのまま下描きの際にトレースして、下描きをやりやすくするためになるべく丁寧に絵を入れる事にしています。

 来月に掲載予定の前後編マンガのネームをやっておりました。前編が21枚で後編が20枚で、今週上京するのに際して、打ち合わせもできたらいいなとフル回転でやってました。ネームは1日1本描けるのですが、それを連続してやっていると熱が出たりアゴの付け根のリンパ腺の辺りが痛くなったりするので、初日に構成をやって二日目に絵を入れて、連続ものは中か1日か2日を開けてやるようにしています。

 しかし今回は期日が迫っているので、初日に41枚の構成、二日目に絵という日程でやってみました。やればできるもので、ほぼ48時間で出来たのですが、特に構成中は眠くて眠くて、エアコン付けたまま長時間のうたた寝をしていたら喉が痛くなりました。絵は一枚10分か15分で描きます。それでもやっぱり枚数が多いので1日がかりでした。
 水曜は空手なのですが、風邪が悪化すると嫌なので休みました。

 これが通るかどうかも分からないので、内容についての説明がさっぱりできません。どうも済みません。