古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

6月に読んだ本

 コロナが再び盛り上がって来てネットニュースとテレ朝の『モーニングショー』をチェックはしているけど前回ほどの夢中さではなくて、その分映画をまた見るようになった。ずっとマスクを2枚でやりくりしていたのだけど、とうとう3枚目を使うようになった。保育園と映画館が止まらなければ別にいいです。

 

 6月は中4日ペースで10キロ走をしていて、2月に20日くらい休んでぐっと体力が落ちていたのがようやく戻ってきた感じがして、坂道ダッシュもできるようになった。一時期は1キロ走るごとに座って休んでいて、全然大したペースでないのに、ばててつらかった。今は10キロ走って4キロ地点で毎回トイレに行って、7.5キロでコンビニで休んで10キロ地点で座ってストレッチをしておまけで1キロ走ります。休まなかったらどれくらい走れるのだろう。すっかりマラソン大会もなくなって、モチベーションが全然上がらない。その上雨の日が増えて、中3日だと億劫で走る気がしないなんて思っているとその後何日も雨で中6日になってしまうなど、だらけてしまう。その割に体力が落ちなかったから続けていた成果なのでしょうか。

 

  6月はなんと言っても『女帝 小池百合子』で都民でもなんでもないのだけど、都知事選挙に向けて小池百合子が落選するように祈らずにはいられなくなる。しかしこの本がベストセラーになっているにもかかわらずあっさりと再選されてしまったため、本など読んでも選挙への影響なんて全然ないことが分かって無力感でいっぱいだ。これから先もコロナ対策はなんにもやる気がないどころか、むしろテレビに出るチャンスが増えて大喜びでヘンテコなキャッチフレーズを連発するだろうと予想する。本としては滅茶苦茶面白いし、平成の政治史の勉強にもなる。強烈に小池都知事を批判していて心配になるほどなのだけど、名誉棄損などで訴えられていないので、おそらく嘘は書かれていないのだろう。そもそも小池百合子の嘘を指摘しており、裁判になったら嘘をついていたことの逆に証明になる可能性が高くてどうにもできないのだろう。

 

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