古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

GWは東京で自主映画

 お元気でいらっしゃいますでしょうか!皆さんお久しぶりです。GWはいかがお過ごしですか? すっかり滞っておりましてまことに失礼いたしております。オレは元気です。

 GWをほぼ通して上京しております。阿佐ヶ谷よるのひるねで年末に羽生生純さん、枡野浩一さん、鈴木詩子さん、門田克彦さんと自主映画を作るワークショップを開催して、上映会も2月くらいにしたんでしたっけ?そこで見に来てくださった人を更に誘って今回またワークショップを開催しております。出版関係の皆さんは年末やお盆、GWの前に締め切りが前倒しになるので、それで時間があるかなと思ったのですが、忙しい人は忙しいので無理して来てくださっている人もいて実に申し訳ないのですが、本当に面白くて仕方がないです。

 なぜ上映会を見に来てくださっている人に呼びかけているかというと、そこで作品を見ていただいて、製作のあらましも解説しているので、事情を知っていてくださるからなんですよ。えらい意気込みで大作を目論んでいただいてもありがたいですが、限界があるので難しいんですよ。ほんの5分足らずの作品を作ろうという企画で、撮影持ち時間は1時間、参加費(3千円役者さんに謝礼を払うので)というような条件です。

 自主映画をいざ作ろうとして何が大変かというと人を集めることなんですよね。オレの作品を作るために来てくださいというと本当に精神の負担も大きいですが、ワークショップでお互いに協力して全員が各々作品を作りましょうだったら気安いじゃないですか。逆にオレの作品が控え目だったらむしろ感謝してもらえるくらいです。

 今回は、前回参加の羽生生純さん、枡野浩一さん、門田克彦さんに加えてタイム涼介さん、堀道広さん、奈良崎コロスケさんもご参加いただいております。三本美治さんも初日だけご参加くださいました。皆さん実に熱心に取り組んでいただいてとても嬉しい、主催者冥利に尽きます。見学してそのまま出演させられた見ル野栄治さんやニコ生でお世話になっている早瀬弥生さんにも女優としてご出演いただいております。今回は作る方で女性参加者がいなくなってしまったので、なんとか次回は女性にも加わっていただきたい!

 5月末か6月のはじめくらいに上映会も開催しようと思っております。撮影日は2日間あって初日の作品も、もうすでに面白かったです。更に面白いのを今日これから作るのでぜひ見に来てね!

 さて、5月末と言えばオレのマンガが出るんですよ。80年代を舞台にしたエロマンガなんですが、『1984スイートメモリーズ』という作品集で、マガジン・バンに連載していたものと描きおろしの『1985 21世紀から来た男』という読み切りを収録しております。まるで、オレの単行本発売に合わせて上映会を打っているんじゃないかと思われる節もあるにはありますが、これは全くの偶然の産物です。


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