古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

WBC優勝!!!日本は世界一!!!

 一時はすっかり諦めたWBCで、日本がなんと奇跡の逆転大優勝!!! 
 途中まで日本がずっとリードしていたが、日本が優勝する場面が想像できないわけではないが、キューバが負ける場面が一切想像できず、本当にハラハラし通しだった。なので裏のキューバの攻撃場面の方がずっと緊張し通しで、見ごたえにたまらないものがあった。日本の攻撃の場面の方が面白いんだけどね。

 野球には全く詳しくないので偉そうに語るつもりはないのだが、いくつか気付いた事。


王監督の王って、漢字圏の韓国や中国の人には相当圧迫感のある響きなのではないだ

ろうか。長嶋監督よりも名前で威力があるのでよかったのではないだろうか。


王監督はピンチなどで興奮すると鶏のように首をせわしなく振り、それが余計にハラハラさせる。


・一塁で7番を務めた小笠原選手はヒゲ面の風貌が野武士のようで、バッターボックスでもまっすぐバットを立てて堂々たる構えですごくかっこよかった。決勝
では押し出しのファーボールや犠打ばかりできっちり役割は果たしたものの、もっと活躍するところが見たかった。日本ハムの試合が見たくなった。


・松坂投手は投球中、実に無表情でいくぶん菩薩っぽくもあった。基本的に投手はみんな無表情なのだが、そういう特訓を積んでいるのだろうか。上原投手はテンポよくぽんぽんと高校野球のように投げるので見ていて気持ちがよかった。


・ジャイアンツの選手が上原投手しかいなかったような、それにセリーグの選手もえらく少なかったような気がする。非協力的だったのか。

・なんとなくだが、キューバの選手はみんなスポーツマンシップに則ったさわやかな素晴らしい人たちって印象がある。次回も日本とキューバで優勝を争って今度は優勝させてあげたい!

 オレが見始めたのは2次リーグのアメリカ戦からだったので、こんなにも面白いのであれば1次リーグからきっちり見ておくんだった。次は3年後だそうだが、もう待ちきれない!早く見たい! 次はきっとルールももっときちんと整備されて審判もまともな人を雇ってくれることだろう。