古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

『童貞。をプロデュース』新潟上映ほか

 さて、本日は亀田対内藤という、切腹を賭けた大変な試合があるのですが、今月来月と、新潟でも注目のイベントがあるので紹介して行こうと思います。

 『童貞。をプロデュース
11/23(金) 新潟シネウインド 
※舞台挨拶:松江哲明、加賀賢三、梅澤嘉朗
 この作品の主演の人はなんと元シネウインドスタッフであるそうで、銀杏BOYZの峯田さんも出ているし、監督の松江さんとはオレも何年か前に下北沢の映画のイベントで、記憶違いじゃなかったら確かちょっと挨拶させていただいたように思います。それに何より童貞マンガと言えば『チェリーボーイズ』ですからね、オレは並々ならぬ因縁を勝手に感じておりますし、花くま先生もすごく面白かったと言っていたので楽しみで仕方がありません。新潟に来てくれてその上、舞台挨拶まで見れるなんて! はやく見たいよー。

『出張 円盤! 田口史人のレコード寄席』
10/20(土)19:00-  正福寺 本堂(新潟市西堀通七番町)
投げ銭+カンパ制
 アンチミュージックの皆さんの企画です。田口さんと言えば93年くらいでしたでしょうか、『STUDIO VOICE』という雑誌でデモテープを素人バンドから募って紹介するコーナーをやっていらっしゃって、オレが小林賢輔さんと職場の伊崎さんと一緒にやっていた爆裂無礼講というバンドのテープを小林賢輔さんが送ったらなんと採用された経験があります。この調子で頑張って欲しいと励ましていただきました。その時は本当に嬉しかったです。今回のイベントは田口さんがレコードを掛けながら、その音楽についての面白いお話をしていただけるみたいです。

 レコケン君という毎月第一土曜日にやっているイベントになるべく出席するようにしています。新潟の音楽好きの人が集まって、その月に買ったレコードやCDを掛けてみんなに聞かせたり、テーマを設けてそれについての音楽を紹介するという集会です。オレは蔦屋の100円レンタルか、ituneのダウンロードばかりなので、全く何も紹介しないんですが、そうやって音楽に狂っている人と会うのは面白いです。オレも以前はCDを千枚所有していた事があってミュージックマガジンの読者コーナーにも手紙が採用された事があるほどの男なので、そういった記憶や経験が蘇って点と点が線になるような感覚が味わえます。ノイズやドマイナーなミニマルミュージックが多く、紙プロ的に言わせていただくとド変態の集会ですよ。オレも何か発表したいので、毎月CDを買おうと思うのですが、ハロプロなんて掛けても受けないんでしょうね。横越の蔦屋はジョイディビジョンが全部揃ってるよなんつって喜んでるレベルじゃないんですから。

 そんな先日のレコケン君で、今月来月と外人のミュージシャンを新潟に呼ぶというのでチラシをもらって来て、紹介しようと思っていたのですが、どこにやったのやら見当たらなくなってしまいました。見つけ次第紹介します。おかしいなあ。