マンガを頑張ってます
○コミックビームで7月より新連載
![月刊コミックビーム 2013年7月号 [雑誌] 月刊コミックビーム 2013年7月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51cu1uGzlpL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/06/12
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発売中のコミックビームの巻末で紹介していただいておりますが、『悪魔を憐れむ唄』という地下芸人の漫画で連載をさせていただけることになりました。近藤ようこさんの新連載と同時に始まるので、アックス濃度と新潟濃度がぐんと高くなります。
長編は『ワイルドナイツ』が2008年だったので5年ぶり!?そんなに空いてしまっている事に魂消るのですが、その間も迷走したボツ企画がたくさんあるんですよね。シリーズのつもりで描いていた予備校生のパチンコ青春マンガが1話だけ掲載で、2話目も原稿を描いていたのに掲載してもらえなかったり、その同じ状況や登場人物で、パチンコのしばりを無くしてシリーズにしようと思ってネーム描いたりして、結局5話分くらい考えてました。他にもショートのフィットネス漫画『筋トレくん』とか。結局ターザンとか健康雑誌に営業行こうと思っていて面倒でやらなかったりして、今にして思うとネットで描いていればよかった。女子高生のバンド漫画『ロックの神様』、等身大ヒーロー漫画『ロックライダー』など何本か真面目に連載目指して何話分かネーム描いていました。
どれも不採用で、今までなら不採用でも他の出版社でひろってもらえていたので、本格的に不調で意欲も減退していたんですね。
ところが、漫画がボツになっている間の課外活動で参加させていただいた漫画家大喜利ですっかり大喜利が趣味になって、草大喜利イベントに地下芸人の皆さんと一緒に出ているうちに、自分もすっかり芸人みたいな気分になって「いやいや違うだろ」と自分に言い聞かせたりして、しかし長年聴き続けている深夜ラジオでお笑い芸人の内面にずっと触れ続けている事がわかったんですよ。ナイナイとかオードリーとか爆笑問題、松本人志さんにしても、伊集院光さんにしても繰り返し繰り返し、無名時代の話をされるわけです。それがとても楽しそうで、悲惨な思いもするけど、とにかく前を向いている感じがとてもいいんですよね。みんな人それぞれで、こうであるという答えもありません。だからオレが勝手に創作してもよっぽどじゃない限りそんなに間違ってないんじゃないかなと思いました。
そして、マンガ教室を始めたら、元TMラヴァーズの村田貢司くんがオレの漫画の弟子になってくれて、他にも吉本に所属しててテレビにも出ていた人が生徒になってくださったりしました。そこで接してみた感じがとても普通で、普通にバンドやっている人などこれまで巡り合った人々とあんまり変わらなかったのも手ごたえの一つでした。
一番大きいのは中野大喜利皇子や子抄箱のイベントにお笑い芸人さんと一緒に参加させていただいたのが、本当に体験取材になっていて、インサイダーとして地下芸人世界に触れることができていたんですよ。中野に借りているアパートがtwlというイベント会場の近所であることも何かに導かれているようで、全然知らないライブも時間があると見に行き始めました。
中野大喜利皇子を主催されている武井さんが、漫才を廃業していたのに、海猫ボーイズが解散してしまったので、元海猫ボーイズの濱中さんと武井濱中として活動を開始していて、これから見させていただこうと思っております。取材目的もあって見に行くんですが、漫才で下手な人なんか見たことがない。みんな上手で、実力があります。ピン芸人のヨージさんが単独ライブでおっしゃってましたが「お笑いブームが去って、評論家気取りの客だけが残った」と、そこにはもう出世の目なんてほとんどなさそうな感じがするけどそれでもやり続けることで、相当な覚悟と鍛えられ方があるに違いないと思います。
そういった思いを漫画にできたらな~と思っております。できれば4~5年続く連載にしたい!
最高賞金が500万円、とにかく金が欲しい、そして車が買いたいと思って大賞を目指して渾身の原稿をしたためようと思ったのですが、時間がなくて自費出版なら大丈夫とのことで『ゾンビの森』を応募してみたところ無事1次選考を通過することができて、選考の26本に残ることができました。今月2次選考があるんですが、通りたい! 連載が始まると時間がとれるか分からないけど、来年はちゃんと新作で応募したいな!
○ダ・ヴィンチのゾンビ漫画特集
先日、ユリイカのゾンビ漫画特集では『ライフ・イズ・デッド』は全然触れてもらえず、買おうと思っていたけどそっと陳列棚に戻すなんてことをした記憶が鮮明なのですが、発売中のダ・ヴィンチのゾンビ漫画特集で『ライフ・イズ・デッド』を紹介していただいております。花沢健吾さんや相原コージさん、すぎむらしんいちさんが盛り上げてくれているお陰で、このブームもっと続いて欲しい! 傑作『ゾンビ取りガール』の福満しげゆきさんのインタビューも載っているよ! ただ花くまゆうさくさんの『東京ゾンビ』がないのは残念。オムニバスの『マンガ・オブ・ザ・デッド』にも参加させていただいておりますよ。
![ダ・ヴィンチ 2013年 07月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2013年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AJGGXkUJL._SL160_.jpg)
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