古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

7月に読んだ本

 7月は子どもが何回か熱を出したり手足口病になったりしたくらいで、特に大きな怪我もなく過ごすことができました。

 

 ずっとランニングしていて、足に痛みが残ってそれが4~5日続いてその間走るのを休んで、時には痛いまま走って、走っているうちに気にならなくなって走り終えてまた痛い、なんて状態を繰り返しておりました。つま先着地からかかと着地に戻して、ガニ股にならないように足の裏をかかとからつま先まで、かかとから親指と人差し指の間に抜ける感じで、まっすぐ地面に転がすように心がけて走るようにしたら、痛くならなくなった。ただ、ペースがどんどん落ちる。つま先着地では10キロを1時間切れていたのが、この暑さもあってなのか、1時間5分も掛かっており、それが毎回走る度に遅くなる。でも痛みが残るよりずっといいので、しばらく続けてみようと思いました。

 

 7月に豆アジの泳がせブッ込みでアカエイを釣り上げて小さいクーラーにギリギリ入るくらいのサイズで、毒針をハサミでちょんぎって持ち帰ることにしました。

 その後にもタモアミにも入らないくらいの巨大なアカエイが掛かって、堤防の上からではどうにもならず砂浜まで歩いて引きずりあげることにしました。なにしろでかくて、こんなでかいエイの毒針が刺さったら死ぬんじゃないかと恐ろしく、自分が掛けた魚でも過去最大です。ちゃんと測ってないけど絶対にそう。靴を脱いで海に入ってえらの部分に指を突っ込んで持ち上げようかどうしようか、でも毒針怖いなんて考えているうちに糸が切れて逃がしてしまいました。ホッとしたんだけど、でも仕掛けが口に刺さったままの魚は死んでしまうだろうからかわいそうな事をした、逃がすにしてもきちんと釣り上げて針を外してあげるべきだったと後悔しました。でもとにかくでかくて怖かった。これがヒラメだったら迷うことなく大喜びで海に入っていただろうと思うと、恥ずかしい。

 持って帰ったアカエイは、ヒレを一夜干しして、身も焼いて食べたけど、どっちもあんまりおいしくなかったです。まずいってこともないけど、特に美味しくもなくて、もっとおいしい味付けをすればよかったのかもしれない。ゴミがたくさん出て、なんだかもったいない魚でした。

 ここ最近は暑くて全然釣りに行く気が起こらない。

 

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booklog.jp

 町山智浩さんの『トラウマ映画館』はちょうど『かわいい毒草』を見るタイミングで読んでいて、とてもよかった。全部見てから読もうと思っていたら、永遠に読むことができないところだった。三部けいさんの漫画『僕だけがいない街』と近藤ようこさんの『アカシアの道』も素晴らしかった。