古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

新潟のみんな!『イエローキッド』が来るよ!

 長岡アジア映画祭が毎年カナザワ映画祭と日程がかち合っていて、地元だというのに無視する形になって非常に恐縮だったのですが、今年は1週早まったお陰で見に行く事ができます。先日、日本映画ガチンコ会議というイベントで同席させていただいた真利子哲也監督に新潟未公開の『イエローキッド』のサンプルをいただいて拝見したところ、これが評判どおりの傑作で、スクリーンで見たいと思っていたんですよ。すると、この長岡アジア映画祭で上映することになっていました。やるせない青春と暴力が素晴らしくセンチメンタルに描かれていて感動しましたよ!マジで!

 他にも新潟未公開のジョニー・トー監督の最新作『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』も上映されます。これも絶対見たい。あと、面白そうなのが『癒された地』というベトナム戦争の帰還兵というか、そのベトナム側の人のその後の人生の話も見たい。

長岡アジア映画祭

 残念なのが、『クロッシング』は新潟で公開が未定だったから東京で見てしまったし、『キャタピラー』も映画祭では若松監督のイベントもあるってのに、この前シネウインドで見てしまいました。どっちもうっかりしていたら、まとめて映画祭で見れただけにもったいない。なにしろ料金も1回券が900円とか3回券2400円と非常にお得です。

 『戦場でワルツを』もDVDになっているけどまだ見ていなかったので、都合が合えば見たいです。とにかく『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』と『イエローキッド』は絶対見たいので10日と12日は行きたいなあ。

 さて、毎月、その月に見た映画を報告していたのですが、8月は落ち着いて20本に満たなかったので9月と合わせて来月記事にしますね。毎日1本映画を見るなんて異常なので、よかったです。でも録画した映画がHDDを圧迫してそれはそれで大変なので、レンタルで気軽に見れるようなのはあまり深く考えずに消していく事にしました。ちょっとずつオレも真人間になろうとしているんですよ。