古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

DVD DELUX 9月号

 大変素晴らしいAV女優のヌードグラビアとグラビアとオリジナルDVDが2枚もついた『DVD DELUX』というエロ雑誌で1ページマンガ描かせていただきました。このマンガコーナーは毎回いろいろな作家さんが描いていらっしゃって、ジョージ秋山先生や駕籠真太郎先生などなど巨匠が担当されているんですよ。そんな中お声を掛けていただき、全く光栄な事であります。しかもオリジナルDVDが2枚もついて980円というお買い得価格! コンビにでも販売しています。夏のムラムラやイライラはこれ一冊ですっきりだ!

 その上、オレのマンガの並びが杉作J太郎先生の『男の墓場天国』という連載! 本当にお世話になっております。
1

 愚痴みたいな話で、本当に同情や慰めを欲しているわけではないんですが、オレは本当につまらない男だなと。

 花火とか祭りとかロックフェスとか海とかバーベキューとか、心底苦手なんですよね。飲み会もダメですが、そんなことばっかり言ってるとそれこそ誰からも誘ってもらえなくなるから程ほどにしときたいんですが、用事があればまた別ですけど、それこそ金儲けとか絡んでくると別ですけどね。だもんで、昨日は東京湾で花火があったそうじゃないですか、放送見ているだけですでにうんざりです。ニュースでやってましたよ、花火見るためにマンションを購入した人。その人が花火だっつって友達とか浴衣を着たかわいらしい女の子を部屋に入れてビールのんで「うわーい」なんて盛り上がってました。そういう場面で素直に何の違和感もなく楽しめるのって素晴らしい事です。

 最近読んだ『FBI心理分析官』という本で、古い本で恐縮ですが、連続殺人犯が常に女を犯したり殺したりする空想を暖めているという内容で、ぞっとしたわけです。そういう人は年々空想が肥大化して、そのうちとうとう実行しちゃうって言うんですよ。オレはそこまでではないですが、セクハラや痴漢くらいは当然してみたいですし、空手始めてから毎日人を殴ったり蹴ったりする空想してますもんね。その訓練もしてますし、『死んだ目をした少年』なんて人を痛めつける空想している中学生の話です。そういう商売なんですけど、東京湾に花火で大変な人出見てるとなんか一発すごい事件でも……なんて事が真っ先に浮かんじゃいます。でも実際問題、行き帰りの混雑やら何やら相当な根性がないとあんなの行けないですよね。

 偽善者と呼ばれてもいい、人々の笑顔を見るとオレも幸福な気分になる、そんな人になりたいものですな。