古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

新しいギブス

 本来なら今日は大阪で漫画家バンド大戦に出させてもらえているはずだったのに、皆さんにご迷惑かけて本当に申し訳ありません!まったく情けない。フィーバーズからはドラムのたかべえくんが、花くまさんや三本さんのバンド、余剰人員のヘルプで参加しているので、オレも分もぜひ思いを込めてドラムを叩いていただきたい! 大阪の皆さん本当にごめんなさい。

 さて、骨折から2週間となって、右足は包帯をしていたのですが、お風呂に入るときに新しいの交換しようと外したら、特にあんまり問題がなさそうで、そのまま過ごしています。診察の時も、先生はまるで無関心でした。ちょっと膨らんでいるところがあって、そこを強く押すと痛いけど大丈夫な感じです。ただ、左足のギブスがすごくザラザラしていて、自分で足を蹴ると、くるぶしが毎回同じところをすりむいてとても痛いです。靴下を履けば済む問題で、今はバンソーコーを貼っています。靴下はもうちょっと寒くなってからでいいかな。

 先日の診察の時に、ギブスを交換するかどうか聞かれて、このくらいの時期になると汚れたり壊れたりするので一般的に付け直すそうです。汚れも傷みもそんなでもなかったけど、ゆるゆるになっているなと感じておりました。あんまりゆるゆるで思い切って脱いでみたら、すぽっと抜けて、まずいと思ってまた履いた……なんて夢を見た、という話をしたら取り替えることになりました。

 電動の回転式のノコギリで左右から切れ目をいれてペンチみたいなのでぐいぐい引き裂いて取り外した。ノコギリが時々ズボッと食い込むと、足が切れそうで怖かったけど、中の素材がしっかりしているのでそういうことはないようです。

 ギブスを外した足は、赤くて弱々しい印象がありました。特に折れた箇所に手を当てると、熱を帯びていてこれはまだまだ無理だと思いました。ギブスなんか早く取ってすっきりしたいと希望していたんだけど、実際ギブスなしだとまたすぐ折れてしまいそうでした。

 新しいギブスを巻きなおしてもらったわけですが、ゆるゆるだったのがぴったりして信頼感が増しました。ギブスがすねに当たって痛いとか、むくんで机仕事ができないから嫌だとか敵視していたんだけど、大間違いでした。ギブスは弱ったところを大事に守ってくれる味方で、相当頼りになる存在だと痛感しましたよ。

 次が2週間後に診察なので、怪我をしてから1ヶ月で、その際にはギブスが外れるくらい骨が丈夫になっているといいな。

 さて、前回の話題の続きで、コミックスタジオで四コママンガを描いてみました。5時間くらい掛かってやっと仕上がって、ゲロ吐きそうでした。やっぱり難しいですね。慣れれば大丈夫なのか、それとも、やっぱり主線までは原稿で描いてスキャンする使い方がいいのか模索しております。決して楽しようと思ってできる状態じゃないんですよ。ただ、ひざにPCを乗せて作業できるので足をむくませずにやれるというのはとてもありがたかったです。特に仕事もないけど、練習で四コママンガを無闇に描いてみるのもいいかなと思いました。もうちょっと考えてみます。

 足の骨折でありがたさが身にしみたのがドライブスルーでした。マクドナルド、松屋スターバックス、クリーニングなどなど車から降りずに用が足せるのは本当にありがたい。コンビニのドライブスルーもあったらいいのにと思いました。本屋さんとか、難しいかな。

 あと、iphoneを使い始めたんですよ。ドコモも持ったままで当面2年だけ試しに使ってやろうかなと、その後はipod touch扱いしてやろうかと思っていたんですが、ハンパじゃなくいいですねこれ! 携帯じゃなくてネット端末ですよ。今まで10年くらい携帯電話使ってきたけど、本当に通話以外さっぱり使ってませんでした。というのも、大体自宅にいるので携帯いじるくらいならパソコンが圧倒的に便利だったんです。ところが、iphoneは寝たままスイッチをピッと押せば起動して即ネットにつながってPCのメールもチェックできるし、ツイッターもミクシーもできます。アップルのいやらしいところで、触るのが楽しいんですよ。携帯で文字打ちなんて大嫌いだったんですが、iphoneだと触るのが楽しいので文字だって打ってしまいます。まいっちゃいました。

 iphoneが楽しいんじゃなくてスマートフォンが楽しいのかそこも検証してみたいので、今3年使っているドコモの携帯が潰れたらそっちもエクスペリアかなんかにしようかな。