今週末のイベント
今週末は荻久保と豊橋で映画関連のイベントがあります。
○『漫画家が 映画を撮っちゃ だめですか? だめだとしても 撮っちゃいました!』
12月7日よりオーディトリウム渋谷でレイトショー公開の『ポーラーサークル未知なる漫画家オムニバス』の前夜祭的なイベントを開催します。羽生生純さん、タイム涼介さん、枡野浩一さん、オレがこれまで無数に作った作品群よりよりぬきの作品を解説付きで上映します。なんと入場無料で、『ポーラーサークル未知なる漫画家オムニバス』の前売り券をお買い上げの方には羽生生さんのかっこいいイラストのポスタープレゼントがあります!
『漫画家が 映画を撮っちゃ だめですか? だめだとしても 撮っちゃいました!』
日時:11月23日(土・祝日) OPEN 16:00 START 17:00
料金:無料
会場:荻窪ベルベットサン
スペシャル上映で天久聖一さんの自主映画作品の上映もあります。天久さんと言えば、今年の福島くだらな庄助祭りのスライドショーが死ぬほど面白くて、今年の一番のピークの笑いを記録しました。オレもとても楽しみです。
○『古泉・ムラケンのフェミニズムは大丈夫か?』
当分先の事だと思っていたら、もう今週末でびっくりしました。豊橋スロータウン映画祭には、『豪さん・Jさんボーイズトーク』のイラストを描かせていただいた縁で、去年から呼んでいただいて、河井克夫さんのご両親にも挨拶させていただいたりしていました。映画祭だというのに、映画とは全く関係ないイベントばかりでした。今年はオレから、映画『ガープの世界』とフェミニズムについてのトークイベント企画を持ち込みしました。
それというのも、今や日本を代表するドキュメンタリー映画監督であり、℃-uteの矢島舞美ちゃん主演の『ゾンビデオ』も手掛けた村上賢司監督はオレの大学の後輩であり、お互い同じゼミの出身なんです。そのゼミがフェミニズムやジェンダー論についてのゼミで、二人とも童貞期にそんな思想の洗脳を受けてしまったために、その後恋愛や女生との接し方で非常に苦労するという人生を歩んでおりました。
自分としてはフェミニストな振る舞いなのに、なぜか大半の女性に大いに嫌われてしまうという矛盾です。
11月24日(日)
豊鉄ターミナルホテル9階 多目的展望ホール「オーロラ」
■開場16:30 ■開演17:00(終了予定20:00頃)
前売1,000円 当日1,500円
定員:100名(全席自由席)
出演者: 古泉智浩 村上賢司 河井克夫 しまおまほ 枡野浩一
こちらがイベントのイントロダクションです。
〜イントロダクション〜
今から20年以上前、一浪して専修大学に入学したオレは、一般教養で教育学という講義を受講した。教育の歴史と同時に男女の性差についての 非常にみっちりと学んだ。
それが、とても新鮮で、目から鱗がボロボロと剥がれ落ちるような、 世界に対する目線がひっくり返るような面白い価値観に思え、翌年にはその先生のゼミも受講した。
当時はフェミニズムという言葉の意味も分からなかった。 後にそれが、上野千鶴子のフォロアーの先生によるフェミニズムであり ジェンダー論であることが分かった。
女性を守るなどというのは男社会の考えであり、旧時代の遺物であり、差別なのだ! 男女の性差など最早科学により克服できる問題なのである!
なるほど、そうだったのか。オレはこっちこちの童貞であった。童貞が童貞のままにフェミニズムの洗脳を受けると果たしてどうなってしまうのか。
女の子を大事にするのは失礼なので、男女もなく人間として接するように心がけるようにしていた結果、まともな恋愛がとてもできなくなるのだ。
実際問題、まったく彼女ができないまま童貞で苦しむ結果になってしまった。
いろいろあって、童貞はなんとか克服したのだが、フェミニズムで学んだ事が実際に接する女性にはまるで役に立たず、むしろ女性に好かれない要因であった。
妻は今も口を酸っぱくして「その学問の一番の被害者は私」と女性であるにもかかわらず言う。
果たしてフェミニズムは大丈夫なのか?
大学で「男女差なんかない!」と教えられたときは衝撃だった。そして前のめりになりフェミニズムを学んだ。ジェンダー、ジェンダーとつぶやきながら世の中を見続けた。あの時に学んだことは今でも間違っていないと思っている。正しい。絶対的に正しい。しかしだ。正しいことが、幸福を与えてくれると限らない。というか、与えてくれない場合が多い。あの時、フェミニズムを学んでいなかったら?と時々思う。低く見積もってもあと5人ぐらい多く女の子とつき合えたのかも?と思う。人生はたぶん、おそらく、一度きりのようだ。もう43歳になってしまった。もう回復することはできない、ようだ。せめて、私の恨み節を聞いて欲しい。女の子にどうしても優しくできなかったバカな男の恨み節。多少はエコーを効かせて、聞きやすくいたします。
いかがでしょう? 企画としては映画祭なので『ガープの世界』の上映も合わせて行って一体どのような思想や運動だったのか勉強しつつ、そんなものに童貞が触れたら一体どうなってしまうのか、フェミニズムやジェンダー論は今後どのような方向に向かえばよいのかというような内容で話したいと思っておりました。
そんなに枠はないので、『ガープの世界』の上映はなくなりましたが、『豊橋漫画家祭り』の第2部として、そっちにもオレは出させていただいて、第1部から引き続いて、河井克夫さん、しまおまほさんにも出ていただいて、2部からは枡野浩一さんも出演します。
イラストはオレが描いたんですが、勉強していた当時流行っていた『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスターのイメージです。ジョディ・フォスターは『ガープの世界』には出ていなくて、同じ原作者の大傑作映画『ホテル・ニューハンプシャー』に出ています。映画としては断然こっちの方が好きなんですよね。
第一部の『豊橋まんが家祭り あなたのお悩み漫画とパンケーキで解決』にも出ますよ
漫画家さんがあなたのお悩みを漫画で解決。「彼女がほしい…」「旦那とうまくいかない」「子供が漫画ばっかりみてる」などの悩みを漫画家さんが漫画で解決。ゆるキャラを即興で作ってくれたりするコーナーもあるよ。打倒、オカザえもん!しまおまほ先生の手作りパンケーキコーナーが食べられるコーナーなど楽しい企画が満載。
豊鉄ターミナルホテル9階 多目的展望ホール「オーロラ」
■開場13:00 ■開演13:30(終了予定16:30頃)
前売1,000円 当日1,500円
定員:100名(全席自由席)
出演者: 河井克夫 大橋裕之 古泉智浩 しまおまほ 花くまゆうさく
まほちゃんの手作りパンケーキが食べれたり、ゆるキャラを漫画家に作ってもらえたりしますよ!