古泉智浩の『読書とお知らせ』

マンガ家の古泉智浩です。ココログより引越ししました。

1月に読んだ本

 ブログで映画『チェリーボーイズ』の紹介や『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』について、もっといろいろ書こうと思っているうちに1月が終わってしまいました。本と雑談ラジオとファミレス映画館の編集も棚上げのままのが溜まっております。
 
 大雪でランニングが5回で合計40キロしかできなかった。元日には10キロ走って今年は幸先いいぞと思っていたのだけど、その後雪でみなとトンネルを走ってもGPSが効かないからモチベーションが上がらなくて毎回2往復です。それでも久しぶりに夜中道を走ったら10キロで、ぎりぎり1時間を切れていたのでよかった。
 
 本も9冊しか読めなかった。圧巻だったのは水道橋博士著『芸人春秋2』の上下巻で、これまでの芸能人ルポシリーズと同じく面白いのだけど、デザインや構成も含めてなんだか全体に死の匂いというような凄みが漂っており、最後の最後になるほどという告白があって驚いた。素晴らしかったです。堤未果著『ルポ貧困大国アメリカ』シリーズ、小林エリコ著『この地獄を生きるのだ』も凄かったです。小説がポール・オースター著『幽霊たち』しか読めなかった。しかもあんまり面白くなかったので残念でした。小説は3冊くらい読みたい。
 
 1月は私生活で大きな変化があっていろいろ思い通りにいかず、何がしたいという希望も抱くことができないような忙しさで、ただただ家族の無事と締切を守ることだけを考えていたら終わってしまった。
 
koizumi69の本棚 - 2018年01月 (9作品)
チェリーボーイズ
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